創立136年。東灘・御影山手にある『頌栄幼稚園』が少子化のため「休園」へ


画像:幼稚園公式サイトより

東灘区・御影山手にある『頌栄(しょうえい)幼稚園』が、2027年3月末をもって「休園」するそうです。


神戸市東灘区御影山手1-18-1


画像:公益社団法人 神戸市私立幼稚園連盟 公式サイトより

頌栄幼稚園は、1889年に宣教師A.Ⅼ.ハウ氏によって創立されました。以来136年にわたって、キリスト教の精神とフレーベルの教育思想に基づいて運営されてきた幼稚園です。

神戸新聞によると、神戸市私立幼稚園連盟の加盟園では最も古い幼稚園なのだそう。

休園については8月22日開催の理事会において決定し、9月1日にホームページ上で公表されました。

頌栄幼稚園は、休園について「急激な地域の少子化を背景に園児数の減少が続き、また、学院の経営上の厳しさにより安定した教育活動を提供する目途が立たないとの状況となり、苦渋の決断を迫られた」と説明しています。


画像:公益社団法人 神戸市私立幼稚園連盟 公式サイトより

休園となるのは2027年3月末。2026年度の入園生は募集するものの、教育期間は「1年」に限定されます。

2027年3月までは今までどおり、自然に囲まれた場所で子どもを中心においた質の高い教育・保育に取り組んでいくとのこと。今後のことに関してはまだ様々に検討中で、決定次第報告があるそうです。

頌栄幼稚園は「みなさまには多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますが、今回の決定にご理解を賜りまして、幼稚園の再開が叶いますよう、ご一緒にお祈りいただけましたら幸いです」と発表しています。

なお同学校法人が運営する「頌栄短期大学」も、2026度以降の学生募集を停止しています。

◆関連リンク
頌栄幼稚園|神戸市東灘区 – 公式サイト

 

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