元町高架通商店街の今を見てきた。JR西日本の再整備計画に揺れるモトコー

JR元町駅から神戸駅まで高架下にある「元町高架通商店街(通称 モトコー)」。今この場所がゆれている。。。

JR西日本が土地を所有しておりまして、通路の山側と海側で契約形態が違うようなのですが、借地契約が、山側が2017年3月末、海側が2018年3月末で契約期間満了となるそうで、それに伴いJR西日本が契約を更新せず、以降、耐震・耐火などの工事を行う予定だそうです。

過去に、JR西日本が、商店街のお店の人に対して説明会などをしたそうですが、紛糾。難しい問題ですね。JR西日本の計画によると、防火・防犯・耐震それから店舗レイアウトのリニューアルを行なうとのこと。

難しい問題はとりあえずおいといて、今の様子を見てきました。

基本的な解説からですが、モトコーは、JR元町駅から西に行ってすぐの場所から1番街が始まって、JR神戸駅の近くの7番街まで続いています。ちなみに、JR西日本の工事計画は以下のようになっています。

2018年4月~ 3・7番街
2020年4月~ 2・6番街
2022年4月~ 1・4・5番街

賃貸契約の更新が行われていなければ、営業を終了しているお店も多いかと思いましたが、JR元町駅からすぐの1番街を見てきましたが、営業を続けているお店も多かったです。

工事を進めたいJRと現状維持を求める商店街側で話し合いが行われている最中なのかもしれませんし、あと、実質的に工事スケジュールに影響がないエリアはしばらく営業を続けるかもしれません。

場所にもよりますが、1~7番街まで数字が上がるほど、シャッターが多く、薄暗くなっていきます。元町とハーバーランドを結ぶ動線としては寂しい気がします。

神戸のディープな一面を見せるモトコーですが、しばらくはその行方に注目したいと思います。

うまい解決策が見つかれば良いですが、仮にリニューアル工事が完了し、人通りが多くなれば賃料は上昇すると思われますので、同じ条件で賃貸をしたい店舗側からすれば、そこは不満でしょうしね。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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