【体験談】社畜は卒業!ブラック企業を退職、そして結婚と『人生の大きな決断』の背中を押した言葉とは?

進学・就職・結婚。人生にはいくつもの分岐点があり、そのたびに大きな決断を迫られます。

「自分はこうしたい」その思いがあっても、世間体や周囲の目、これまで積み上げてきた時間など、さまざまな理由から思った道へ踏み出せないことも。

今回は、約10年前に当時働いていたブラック企業から逃れ、結婚に踏み出した一人の女性の体験談をご紹介します。

お話を伺ったのは、福岡県在住の50代 A子さん。

A子さんが当時勤務していた職場はいわゆる「ブラック企業」。今では考えられないようなパワハラ・モラハラが当たり前に行われている環境で、仕事量も多く、ただ職場と家を往復する毎日を過ごしていたと言います。

プライベートの時間を確保する余裕はもちろんありません。

「自分ならまだやれる」「もう少し頑張ってみようかな」そう自己暗示をかけて日々をやり過ごしていたそうですが、当時の自分はすでに心を病んで客観性を失っていたとあとから振り返って気づいたとか。

「自分の限界って、自分では意外とわからないものですよ。」とA子さんは話します。

そんなA子さんの背中を押したのは、神戸でお悩み相談を行っている「コネクトロン/マチカドホケン室」の今庄さん。

今庄さんは10年以上前から「お悩み相談」1本で続けており、過去5000人以上のお悩みと向き合ってきました。

A子さんは、今庄さんのブログの面白さに魅了され、「私はこの人からの言葉がほしい」そう思ったと言います。

もちろん親や友人はいましたが、プライベートを犠牲にしていたあまり誰にどう相談していいのかも分からず、母親には反対されるのではと思うと言い出せなかったんだそう。

今庄さんのところへ足を運ぶ前には複数の心療内科に行ったこともあるんだそう。

残念ながら足を運んだ心療内科は「悩み」ではなく、それによって起こっている体の不調に対して「投薬」という形で寄り添ってくれるところが多く、A子さんの求めるサポートは得られませんでした。

そんなA子さんが、人生ではじめての神戸へ。目的は「今庄さんと会うこと」です。

A子
心理学だけでなく、音楽や映画など趣味についての発信もしていて、その世界観や美的感覚に共感や感銘を受ける事が多かったです。当時の私はアドバイスではなく、背中を押してほしいという気持ちが強かったですが、その背中を押す人はだれでも良かったわけではないんです。

約4時間にもおよぶフルセッションでは、おもに NLP(神経言語プログラミング)と呼ばれる心理学を用いて、自身の心の中を深く掘り下げていくことで、根底にある問題を解決へと導きます。

A子さんは「仕事をやめたいこと」そして、当時付き合っていた男性と「再婚したいこと」をはじめて他人に打ち明けます。

セッション中、進みたい道へ踏み出せない理由をみつけるため、「職場環境」や「彼の性格・特徴」だけでなく、直接的には関係なさそうな「これまでの生い立ち」についても、どんどん遡って話します。

A子さんはセッションの印象について「私の言葉を肯定的に聞いてくれる」と感じたそうですが、今庄さんいわく「私がやっているのは傾聴ではなく、インタビューに近いかも」と述べています。

相手の話を聞いて頷いたり、共感するだけではなく「なぜ?」「どう思った?」と一つひとつの発言や行動を噛み砕く作業を手伝ってくれることで、心底自分と向き合い、いつの間にか自分自身と対話しているような感覚になれるんだそう。

「上司ともっとこう向き合ってみたら?」「彼のために自分をこう変えてみたら?」といった身勝手なアドバイスはしません。

A子さんは再婚ということもあり一歩踏み出す勇気を持てずにいましたが、実際に今庄さんから言われた印象に残っている言葉があるんだそう。

ふとした会話の中から生まれた「彼からの愛情は『花束』みたいなもの」というA子さんの言葉を聞いて、今庄さんは「別に『焼き鳥』でもいいんじゃない?」と一言。

その言葉がきっかけで、自分の中で再婚相手に求める理想像を勝手に決めて固執していたことに気づけたんだと言います。

「花束」でも「焼鳥」でも、好きなものはもらって嬉しいもの。そんなあたりまえの気持ちも、焼き鳥というユニークな世界観で伝えてくれるからくすっと笑えてスッと心に落とし込めるんですね。

初めて今庄さんのもとを訪れてからわずか半年以内には仕事も退職し、お付き合いしていた彼とも入籍。今でも夫婦仲良く暮らしています。

当時の悩みは一度の訪問で大きく背中を押してもらうことができましたが、この10年間に「対面」や「オンライン」で今庄さんと対話することもしばしばあったそう。

さらには、SNSでA子さんがボソッと呟いた一言に、何気ない言葉を今でも投げかけてくれるという今庄さん。

「ちゃんと私はここにいるよ」と言ってくれているようで、A子さんにとって今庄さんは「人生の保健室」のような存在だそう。

最後に、当時の自分へなにか言葉を送るとしたら?とA子さんへ質問したところ。

「しんどい時って周りの環境や相手ではなく自分を責めてしまいがちだけど、そんなことする必要はなくて。まずは、少しでも早く自分を否定されない場所に身を置くことが問題解決の第一歩になるよ!」と笑顔で教えてくれました。

今悩んでいる人たちも、A子さんのように「自分にとって最適な心の拠り所」を見つけられるといいですね。

【店舗名】神戸コネクトロン
【ジャンル】NLP、易、経絡治療
【住所】神戸市中央区中山手通3-2-2トア山手プラザウイング棟117
【電話番号】078-945-8331
【営業時間】12:00~不定
【定休日】不定休
【リンク】公式サイト / Instagram / Facebook / X(Twitter) / 読書メーター
【駐車場】なし
※紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。また、神戸市内の開店・閉店情報、イベント、街の変化など、情報を求めています。ぜひ情報提供をお願いします。

 

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このみ

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