王子公園の山側にある『神戸海星女子学院大学』が、閉校を前提とし、24年度以降の学生募集停止を発表しました。
神戸市灘区青谷町2-7-1
公式サイトのお知らせを見ると、募集停止の理由として以下の通り書かれています。
18歳人口の減少、特に近年の女子の実学志向、共学志向や大規模校志向など社会情勢の大きな変化の中で、入学定員確保に苦慮してまいりましたが、今後、継続した定員充足は極めて困難であると判断し、このたび閉学を前提とした募集停止という苦渋の決断に至りました。
『神戸海星女子学院大学』は、1951年に設立され、1955年に短期大学英語科、その後も1962年に短期大学家政科、1965年には英語科を発展解消する形で大学文学部英文学科と仏文学科が設置されました。
2014年以降は、現在の現代人間学部英語観光学科・心理こども学科の1学部2学科体制のみ。
短期大学は、1999年度から学生募集を停止し、2000年に閉校しています。
公式Instagramより
この春入学した学生が卒業するタイミングとなると、閉校するのは2027年に。
大学の閉校や合併吸収などが増えていますが、卒業生にとっても母校がなくなるのは寂しいですね。
ちなみに、幼稚園・小学校・中学校・高等学校は、独立して運営されているため、今後も継続するそうです。
◆関連リンク
・神戸海星女子学院大学 – 公式サイト
王子公園に市が関学を誘致する障りになるから、ですよね。