神戸が好きで好きでたまらない牛をご存じですか?見た目のゆるさとは裏腹にコテコテの「神戸弁」を話すKOBAY(コーベイ)。
お酒とパーティー が趣味ときいて「この牛もしかしてチャラついてるのか?」と思いきや、 マルチリンガル というギャップ萌え。
好きなことにはアツく勉強熱心な牛、それがコーベイなんです。
ということで『神戸の新スポット』や『昔ながらの神戸』をコーベイと一緒にめぐってきました。
『六甲山蒸溜所』は、2021年の7月に操業を開始したばかりのウイスキーの蒸溜所で、日曜限定の蒸溜所見学&試飲体験を行っています。
現在として、スコットランド産の原酒を六甲山の湧き水で加水調整した六甲山ウイスキー12年が発売されていますが、まだ本数が限られるためスーパーなどで気軽に買うことのできない貴重なウイスキーです。
ハイカー(ハイキングする人)にも人気で、山登りの途中に見学&試飲を楽しむ人も多いんだとか。
お酒好きのコーベイはもちろん黙っていません。
コーベイもさっそく六甲山へ登山!と行きたいところでしたが、今回は数少ない取扱店である『元町WHISKY』にて試飲体験をしてきました。
今日一テンション上がっているコーベイ
『元町WHISKY』は酒類の小売店でありながら、本格的なバーカウンターで試飲体験ができます。山登りは自信のなかったコーベイも短い足なんか組んじゃって気分は紳士な(?)牛に。
「六甲山ピュアモルトウイスキー12年」のノンピート・ピーテッド2種を飲み比べしてみます。
『六甲山蒸溜所』での見学や試飲が気になる方はこちら。
そのまま元町商店街をぷらぷら歩いていると『亀井堂総本店』の5代目見習いとなる松井隆昌さんを発見。
今年で148年の歴史を守り続けている『亀井堂総本店』へのリスペクトから、この時ばかりは「まじめコーベイ」。
『亀井堂総本店』の名物である瓦せんべいは、開港間もない神戸で創業者が考案したもので、今でも根強い人気を誇っています。
当時はまだ卵・砂糖・はちみつなどは高価なもので入手しにくかったですが、長い鎖国で憧れの西洋文明になじみのなかった庶民にとっては斬新な食べ物で、「ハイカラせんべい」「贅沢せんべい」などとも呼ばれていたそうです。
焼き印も発売当初から変わらないものを使用。明治初期に忠君愛国のシンボルとしてもてはやされた武将、楠木正成(くすのき まさしげ)のモチーフです。
勇敢な武者を焼き付けた瓦せんべいをいただくことで、その心意気にあやかろうとする人が多く、人気に拍車がかかる結果に。
瓦せんべいを作る時に、実際今も使っているという道具をみせてもらいました。今は機械を使ってこの鉄板をひっくり返したりしていますが、当時はすべて手作業でかなり手間暇かけていたことがわかります。
オリジナル焼き印なども作れるみたいなので、気になる人はこちら。
生まれ変わったパイ山跡地での雑談
コーベイからの神戸の好きな所って聞かれたらなんて答える?という質問に「海と山があって、お洒落な都会もあるいいとこどりな感じ」と、ありがちな答えを返すとコーベイの「神戸愛」が炸裂。
珍しく真剣なまなざしで語るコーベイ。「自分の役割」は神戸の人にもっと神戸を好きに・神戸に住んでいることを誇りに思ってもらえる情報を発信することだと話してくれました。
神戸の街を再発見できる情報は、コーベイのInstagramやTikTokからも発信していきます。神戸にいると近すぎて見えないことも、海外旅行好きなコーベイだからこそ見えたりします。
最近はなかなかインバウンドの観光客を街で見かけることはないですが、以前はよく「Kobe Beef!」と声をかけられていたというコーベイ。神戸の街の魅力を、国内だけでなく海外にも発信したいと目標を語ってくれました。
兵庫県の観光PRキャラクターとして、ほかの仲間たちとイベントなどにも積極的に参加しているコーベイ。神戸弁のストレートで話しやすいキャラと、誰よりも神戸を知る努力を惜しまないことから、友達もたくさんいます。
英語・韓国語・ドイツ語・標準語そして神戸弁の五か国語(?)を巧みに使いこなすコーベイは、そんな語学力をフル活用し、世界中の人に観光地として神戸を選んでもらえるように情報発信を続けます。
なかなか気軽に「生」コーベイに会うことは難しいかもしれませんが、「神戸」のこと知りたいなと思ったら「もしもし、コーベイ?」くらいの身軽な存在として気軽にInstagramにコメントしてみてください。
コーベイのInstagramはこちらから
コーベイに魅了された!そんなあなたのためにぬいぐるみ&キーホルダーも販売しています。つけてるだけで、持ってるだけで、周りが笑顔になれる魔法のアイテム…かもしれません。ご購入はこちらから。
神戸大好きコーベイが、近い未来に県外や海外との懸け橋となるべく「神戸の魅力」を発信し続ける様子を応援しながら、温かく見守っていきましょう。
◆関連リンク
・ABOUT KOBAY – 公式サイト
どこがって全部だよ!
神戸市民なら当たり前やん、なに言うと〜(笑)