武庫川女子大学が『共学』に。新名称は「武庫川大学」

ライター:ゆう


画像:公式サイトより

学校法人武庫川学院が、『武庫川女子大学』を2027年度から「共学」とし、大学名称を「武庫川大学」に変更することを発表しています。


西宮市池開町6-46

「武庫川学院」は、女性に高度な教育の機会を設けようと1939年、教育者公江喜市郎によって創設されました。

学院創設から10年後に大学が開学され、早くも1962年に薬学部を開設したのをはじめ、建築学部、経営学部などを次々に開設。

今年4月には環境共生学部を開設して13学部21学科となり、大学院8研究科14専攻を合わせ1万人の学生が学ぶ全国最大規模の女子総合大学になっています。


画像:公式サイトより

今回、武庫川女子大学の環境・教育・学術研究を女性に限定せず、広く性別、年齢にかかわらず開くべきと考え、共学化に舵を切ることになったんだそう。

ジェンダーや多様性に関する理解促進やキャリア形成についての教育は男性にも必要であり、それが今後、ジェンダー平等を加速させる鍵であり、幅広い学びの領域を有する総合大学たる武庫川女子大学にはその責務があるとしています。

ちなみに、附属中学校・高等学校については、女子校が継続されるとのことです。


神戸だと「神戸親和女子大学」が「神戸親和大学」に、また2025年度からは「神戸松蔭女子大」も「神戸松蔭大学」になって、共学化が進んでいますね。

ここまで大規模な女子大学が共学になるのはなかなかなく、共学化の事例のなかでは過去最大なんだとか。今後の女子大学がどうなっていくのか気になります。

◆関連リンク
武庫川女子大学 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

ゆう

神戸で生まれ育った神戸っ子。趣味は、自然に癒やされながらの散歩とサイクリング。プリンが大好物のよく笑う人です。

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