みなと花火、日本初の「8Kドローン」撮影は17歳の高校生『宮崎美侑』さんが担当。足でドローンを操縦

2023年10月16日から20日にかけて、「みなとHANABI-2023-神戸を彩る5日間」が開催され、日本で初めて8Kドローンで、色とりどりの花火を撮影するという歴史的な試みが行われました。

撮影は一般社団法人ユニバーサルドローン協会(本社:兵庫県神戸市、事務局長:竹中ナミ)所属の高校生パイロット宮崎美侑さんが務めました。

この歴史的な撮影を担当したのは、一般社団法人ユニバーサルドローン協会に所属する、17歳の高校生、宮崎美侑さん。宮崎さんは、2023年に日本で初めて16歳で一等無人航空機操縦士の国家資格を取得した才能あふれる若手パイロットです。宮崎さんは両腕に障害を持ち、足でドローンを操縦します。

障害を持ったドローンパイロットとしても一等無人航空機操縦士を取得したことは日本初の快挙であり、今後ドローンを目指すすべての人の希望になるのではないでしょうか。

彼女の出身地である神戸市の花火を、その熟練した技術で捉えることができました。

【写真左】榎本幸太郎(一般社団法人国際ドローン協会代表理事)
【写真中央】宮崎美侑(一般社団法人ユニバーサルドローン協会)
【写真右】塚田幸一郎(一般社団法人国際ドローン協会)

一等無人航空機操縦士の資格を持つ監視員として、榎本幸太郎(一般社団法人国際ドローン協会代表理事)と塚田幸一郎(一般社団法人国際ドローン協会)が参加。

今回のドローン空撮は難易度が高く、さらにクリアする航空法として許可と承認が必要な「DID地区上空の飛行」、「目視外飛行」、「人または物件と距離を確保できない飛行(30m未満の飛行)」、「夜間飛行、イベント上空」など、複数の条件下での撮影だったそう。

実際に撮影された動画はこちらです。

8Kデバイスではないので、映像を8Kで確認することはできませんが、上空からの花火の様子も、地上からと違った迫力がありますね。

◆関連リンク
(一社)国際ドローン協会 – 公式サイト

 

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