「元町商店街」入口横にあったホテルの取り壊しが進み、今後の活用法も分かってきてます。
神戸市中央区元町通6-2-17
元町商店街の西出口横にあった「旧ホテルシェレナ西館」(第一グランドホテル西元町)は、2022年初め頃から取り壊されてます。
詳しい場所や様子は、以前の記事もご参考に。
工事開始当時と比べると、3分の1ほどの高さに。隣のマンションが、すっきり見えるようになってきてます。
この時点で、2階部分の取り壊しにかかっているとのことだったので、近いうちに地面まで到達するんではないでしょうか。
読売新聞の報道によると「2026年をめどに跡地にマンションが建設される予定」とのこと。19階建て100戸程度になるみたい。
「低層階には商業施設」という計画なので、アーケードの入口にお店が入ることになりそうです。
これまで静かな感じだったこのエリアが、大きくイメージチェンジする可能性も。
ちなみに、アーケードの入口の柱に、何やら石のプレートが埋め込まれているのを発見しました。
ちょっとだけ見えている雰囲気から、以前の記事で紹介した「明治維新開港当時関門跡」の石碑が移設されたものかと。
この場所の歴史は大事にしつつ、新しい賑わいが生まれることを楽しみに待ちたい思います。
◆関連リンク
・元町商店街 – 公式サイト
ホテルシェレナは、いろいろ擦った揉んだして永く廃墟ビルでしたね。これからの話はホテルシェレナ以前にあった三越神戸店のことを紹介しましょう。誰も書かないから、まぁ参考にとでも。
この三越神戸店、以前「美術の催事が光る」と書き込みしましたが、当時の店内にはピーター・マックスのアートやリチャード・アヴェドンのビートルズポスターが壁面に飾られ、1970年代初頭としてはなかなかの斬新&先進的な店内ディスプレイだったのです。
ピーター・マックス?リチャード・アヴェドン?まぁ、ご存知ないと思いますが画像検索掛けて見てください。当時の私(中学生)は三越宣伝部のセンスの良さを感じました(笑
あと、三越神戸店の美術催事の白眉は「アイドリュー・ワイエス」の個展が開かれたこと!アメリカ画壇、最高峰の画家の一人ワイエスの個展が観られるとは、高校の時だったと思うがこんな嬉しいことはありません。羨望の画家ワイエスの作品は少数だけ販売されていたと記憶にある、当時200万円ぐらいだった「欲しいけど、高いなぁ」と思い、買ったのはアヴェドンのビートルズポスターでした。ワイエス作品は今はなら数千万円〜億近い金額でないと手に入れる事が出来ないでしょう。その買ったビートルズポスターさえ、現在美品4枚セットで20万円もする。ワイエスのオリジナル、アヴェドンのビートルズポスターといい、こんな所で今の美術マーケットの凄さを感じるのでした。