阪神バスが、路線バスの「上限運賃を変更」する認可申請を行ったことを発表しました。全線の実施運賃を「250円」に改定する予定とのことです。
画像:阪神バス公式サイトより
阪神バスは、阪神間を拠点に「路線バス」や「空港リムジンバス」「高速バス」などを運行しています。
路線バスにおいては、1997年1月の運賃改定以来26年間、運賃を変更することなく運営してきましたが、2023年5月から段階的に運賃改定を実施し、現在の実施運賃は「240円」に設定されています。
しかし路線バスでは利用客の減少に加えて、燃料費の高騰や運転士不足など厳しい状況が続いていることや、車両や設備の更新費用の確保などを理由として、今回の運賃改定を決定したみたい。
国土交通省近畿運輸局に、全線の上限運賃を「310円」に変更する認可申請を行ったそうで、認可後は実施運賃を「250円」に改定する予定になってます。
現行では運賃が異なる「240円区間」や230円の「神戸特区」も、改定後は新区間「250円区間」に統一する届け出を行うみたい。
改定時期は2025年夏~秋ごろの予定です。
公共交通機関として安全で安定した輸送サービスを継続して提供するには、再度の値上げによる経営改善が必要だと考えているみたい。今回の実施運賃改定は250円ですが、申請する上限運賃は310円なので、今後も段階的に値上げされるのでしょうか。
◆関連リンク
・阪神バス – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
ライター一覧