2023年4月7日にリニューアルした「東遊園地」のデザインが、グッドデザイン賞に選ばれたみたいです。
神戸市中央区加納町6-4
1957年に始まった「グッドデザイン賞」は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみで、シンボルマークの「Gマーク」でおなじみの賞。建物や商品といった「有形」のものだけでなく、地域の取り組みやサービスといった「無形」ものなど、あらゆるものが対象です。
去年は、「神戸三宮阪急ビル」がグッドデザイン賞を受賞してます。
グッドデザインは2023年だけで1548件選ばれてますが、東遊園地は様々な分野で特に優れたデザインとして高く評価された「ベスト100」です。
生まれ変わった東遊園地は、周辺道路との一体感など「まちに向かって開かれた」点や、広場や木陰のスペースなどの組み合わせで「使い分けができる居場所」、「市民と運営者が一体となってプレイスメイキング」できる点などがデザインのポイント。
審査員からは、「現代のパブリック・パークのあり方」として評価された形です。
審査委員の評価
神戸の旧居留地横のプレイグランドとしての歴史をもつ公園のリニューアル。多様な居場所やファニチャ、使われ方を考慮した2つの芝生広場、公園を開くにぎわい拠点施設などの公園空間の魅力を評価するとともに、市民有志が社会実験を重ねて市民の使いこなしと公園自体を育ててゆくなかで市の公園改修事業につながっていき、開園後の公園運営にも活かされていくプロセスを、現代のパブリック・パークのあり方として高く評価した。
再整備が進む三宮、今後もGOODなデザインが増えていくといいですね。
◆関連リンク
・GOOD DESIGN AWARD – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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