兵庫県警のとなりに「木造ビル」ができたので見てきた。木で5階建て。木でいくんか?ほんまにか?いけんの?

兵庫県警のとなりに、「木造ビル」がもうすぐ竣工するみたいなので、見てきました。「兵庫県林業会館」の建物となりまして、木の有効活用に向けて新たな取り組みという事だと思います。

木で作るというから、日本建築でお城みたいに一番上に天守閣でも作るんじゃないかと勝手に思い込んでいましたが、普通にビルですねぇ。すげぇ。


神戸市中央区北長狭通5-5-18

海側に行くと、JR元町駅のほうです。駅まで5分くらいの距離です。

山側に行くと、兵庫県庁のほうです。右側の奥に見えているのが、兵庫県警のビルになります。

全体的に木の色は見えていますが、骨組みが鉄骨に使われているそうです。ですので、完全に木で作っているわけではなくて、鉄骨と木を組み合わせた建物になります。木で作ったから1階部分の柱が多くなっているのかと思いましたが、鉄骨も使われているので、別に木だから柱が多いってわけでもなさそうです。

重さについては鉄骨で支えて、揺れについては、床と外壁に使われている木の材料が使われているらしいです。

山側からの様子。1階部分。思いっきりコンクリートじゃないか!って思ったら、中が立体駐車場になっていたので、そこはまぁそうかってとこですね。

ただ、コンクリートの型枠もコダワリがでてまして、この位置からでも木目っぽいのが見えています。型枠に木目がある木を使うと結構木目がしっかりしたコンクリートができあがって、なんか暖かみが出るんですよね。

コンクリートなどはちょっと冷えるよねってなっても、今回のように、木と鉄骨で作る場合は、木が調湿してくれることも期待できるんじゃないでしょうか。玄関部分もかなりスタイリッシュ。

東側からの様子。今回珍しい木造のビルができたということで、今後、5階建て以上の木を使ったビルができるかもしれませんね。外から見ても冷たい感じがなくて、全体がカフェみたいは雰囲気です。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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