「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」が開業1年前になったことを受けて、アリーナが立地する新港第二突堤エリアの愛称が『TOTTEI(トッテイ)』に決まったと発表されました。
神戸市中央区新港町2
エリア愛称の『TOTTEI』には、「Regeneration(再生)」をテーマに、神戸港から神戸の発展を100年以上支えた「突堤」としての名前を継承し、国際貿易港としての文化交流が活発的に行われた歴史を、エンターテインメントという新しい形で継承・実現する思いが込められているそう。
神戸港の歴史と今後の発展の「伝統と革新」を紡ぐ名称・デザインとなってます。
エリアロゴは、『TOTTEI』の頭文字とエリアの土地の形を模した「T」の中でTOTTEI の文字が自由に動き回ることで、「様々なイベントや取り組みが活発に行われるイメージ」を表現。
民設民営ならではの柔軟な発想・取り組みで、「神戸のエンターテインメント最先端エリア」を目指していくそうです。
『TOTTEI』の各エリアについて
『TOTTEI』では、最大1万人収容規模の次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」を中核施設に、「FOOD&SHOP」エリア(仮称)と「TOTTEI PARK」が誕生します。
GLION ARENA KOBE
B.LEAGUE「神戸ストークス」の本拠地としてホームゲームをおこなう他、音楽コンサートやプロスポーツ、esportsや企業の式典など様々なイベント開催が予定されてます。アリーナ内にはラグジュアリーなVIPエリアも併設されるようです。
FOOD&SHOPエリア(仮称)
神戸ウォーターフロントエリア(新港第一突堤方面)を臨む「FOOD&SHOP」エリア(仮称)には、オープンテラスのあるレストラン・カフェが複数出店予定です。ポートタワーやátoaなど神戸の代表的な観光スポットを臨むダイニングゾーンは、アリーナイベントがない日も日常的に利用できます。
TOTTEI PARK
『TOTTEI』先端部に位置し、神戸ならではの海と山並みを五感で楽しめる「TOTTEI PARK」。イベント時には観客席にもなる「緑の丘」状の建築物も作られる予定です。
TOTTEI PARK 緑の丘イメージ
ちなみに、この緑地開発は、国交省の新しい制度(港湾版環境整備計画制度)の第一号となっていて、「民間」に長い期間「港湾緑地」を貸すことで、その分整備や魅力アップなどをしてもらおうという制度を利用してます。
税金の負担少なくいい感じの海辺スポットができるってことみたいです。
海からのTOTTEI PARKイメージ
270度海に囲まれたロケーションで神戸の港と六甲山の山並みを五感で感じられるスポットのほか、365日「ここに来ると何かがある」神戸のエンターテインメント最先端エリアを目指すとのこと。
緑の丘の内部イメージ
緑の丘状の建物内には、全天候型の緑や木々が感じられる多目的スペースが用意されます。新しいBBQの形を追求するレストランや、オリジナルクラフトビールを醸造するブリュワリー等ができるみたいです。
開業1年前を記念した取り組み
「神戸アリーナプロジェクト」のホームページが『TOTTEI』ページとしてリニューアルされました。
今後はこのページで最新情報の発信が行われます。
公式YouTube では、開業までのカウントダウン企画がスタート。
プロジェクトの裏側や関わる人をクローズアップしたスペシャルトーク企画など、「次世代アリーナに関わる人の声」を、毎月のカウントダウン形式で届けるそうです。
『TOTTEI』という愛称はシンプルで覚えやすいですね。
アリーナ以外にレストランや公園も作られるということで、神戸市民にとって馴染みのあるスポットになっていくかもしれません。
◆関連リンク
・TOTTEI | GLION ARENA KOBE – 公式サイト
やよい
「推し」のライブによく出没します。
ライター一覧