『東急プラザ新長田』の「大規模リニューアル」第1弾が完了したみたい。エントランスは地元アーティストデザインで明るく

ライフスタイル長田区新長田エリア雑貨 JR新長田駅開店／オープン 100円均一（百均）

開業後初の大規模リニューアルが進められている『東急プラザ新長田』で、館内共用部・エントランスが改修され、リニューアル第1弾が完了したそうです。8月には「マツモトキヨシ」が増床リニューアルオープンすることも発表されました。

神戸市長田区若松町5-5-1

「ジョイプラザ」が「東急プラザ新長田」に生まれ変わって10周年を機に、大規模リニューアルが進められています。

JR新長田駅近くの『東急プラザ新長田』がリニューアルするみたい。無印良品＆ダイソーも入る

2023年12月10日

入り口には「リニューアルオープン」の大きな掲示がありました。今回は、12月まで続くリニューアルの第1弾が完了した形です。

運営する東急不動産などは、人々のつどいを示す「Gather」と、地域の人たちと共に育っていきたいという「Together」の意味を込めた「To・gather」というコンセプトで、地域活性化に取り組んでいるそうです。

東急プラザ新長田でも今回のリニューアルを機に、この「ギャザリング活動」を推進していくそうで、地域に開かれ、地域に根差した施設運営をしていくみたい。

長田らしさを表現したエントランス・エレベーター扉

エントランス／エレベーター

1階エントランスと各階につながるエレベーター扉には、地元・長田区を拠点に活動するアーティスト・CBAさんによるデザインで、明るく親しみやすい雰囲気に刷新されました。

テーマは「多種多様な人種、文化が共生する長田区」で、長田ならではの豊かな自然や下町の親近感を表現しているそうです。

CBAさん　写真提供：シタマチコウベ
1965年大阪府出身。Tokyo Design Academy卒業。現在、神戸市長田区を拠点に制作活動を行う。東京で書籍装幀、雑紙、広告等のグラフィックデザイナーを経験した後、2010年11月より、コラージュ、ペインティング、ドローイング、映像制作を主とした画家としての活動を始める。

この街に今何か特徴があるとするなら、様々な職種、人種が拮抗し共生する社会と姿。復興後外国人や私の様な他県からの移住者も増えて多文化共生の街として進行形な場所。そこはこの街の最もオンな姿。イメージを固めるに当たり参考にしたのは映画スターウォーズに出てくる愛おしいミュータントたちの惑星内での共生社会。私の中で様々な惑星から飛来してきたあのミュータント達の生活と今の新長田の姿がずっと重なっていました。ちょっとギョッとするムードもあるあの異種混合感が近いと感じていました。表現方法としては落書き風ドローイングをメインにユニークでアイコニックな表現を心がけました。柱を山側と海側で繋ぐアーチと見たて、メインエントランスの門となる様、会議を重ね着地させました。

2階では、共用部の一部を「装飾アート」に仕上げるという、神戸芸術工科大学との産学連携アートプロジェクトも始動しています。

テーマは「感情」。人情あふれる下町・長田の玄関口に立地することから、ふと目にとまるような街の情景をつくりだすのだとか。

完成は2024年10月の予定です。