兵庫区の閉校になった「平野小学校」の校舎を取り壊す業者の募集が行われてます。ちょっとだけ残された状態だった謎についても聞いてみました。
神戸市兵庫区下三条町10-46
「平野小学校」は、2014年度をもって閉校となり、すぐ近くにできた「神戸祇園小学校」に統合されてます。
その跡地の南側は去年「公園」として整備されてますが、北校舎だけが少しだけ残されていました。
3階建ての校舎が、教室2つ分と階段だけ残されている形。以前は東側にも3教室分校舎が続いていましたが、地上部分はすでに解体されてます。
中は、壁に備え付けられている棚などが残されているだけの状態みたいです。
なんで、そもそもポツンと残されていたのか、気になったので神戸市に聞いてみました。
もともと全部壊すつもりでしたが、校舎の裏には「民家」が隣接して建っていて、解体の振動と騒音などの問題があって、いったん壊すことを断念したそうです。
今回、影響を最小限に抑えられる「工法」が見つかったということで、解体工事を行うための業者の募集が行えるようになったとのこと。
2024年11月末をめどに取り壊され、さら地になる予定。
約2350㎡の広さの小学校跡地、その後どう利活用されるのかまだ情報はありませんが、公園が広くなったりするんでしょうか?
同じタイミングで廃校になった湊山小学校は、「水族館」などでにぎわう第二の人生を歩き出してます。
思い出の場所の名残がなくなるのは寂しいことかもしれませんが、平野小学校跡地も地域の大事な何かを担う場所になっていくといいですね。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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