JR神戸~大阪駅間の開通当時を描いた『錦絵モニュメント』が神戸駅構内に設置されるみたい。開業150周年企画

神戸~大阪 鉄道開業150周年 記念 落語 新開地 神戸喜楽館 トーク

JR西日本が取り組んでいる「神戸~大阪鉄道開業150周年」事業で、新たに9月から、神戸駅構内に錦絵のモニュメントが設置されるほか、神戸新開地・喜楽館とのコラボ企画昼席公演やトークライブなどが開催されることが決まりました。

今年5月に「JR神戸~大阪間」の鉄道開業150周年を迎えることから、さまざまなイベントが開催されたほか、記念駅弁・グッズなども販売されてます。

JR 神戸 大阪 開業150周年 イベント

『JR神戸駅~大阪駅』間が開業150周年を迎えるみたい。記念入場券など販売、5月に記念式典も

2024年2月23日

神戸駅に錦絵のモニュメントが登場

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5月に行われた記念式典でお披露目された錦絵「神戸名所之内 蒸気車相生橋之景」のモニュメントが、9月から神戸駅構内に設置されます。

神戸~大阪間開通に際し、線路敷設のために分断された「元町通」と「多聞通」を結ぶため敷設された跨線橋(鉄道を跨ぐ橋)「相生橋」が描かれた錦絵です。

相生橋は神戸の名所となり、橋には通過する列車を一目見ようとする人だかりも。和装の人々とともに、洋傘や洋服を身に着けた人々なども確認でき、西洋文化の普及がみてとれます。

ちなみに左手奥に見える建物が神戸駅なんだとか。

お披露目式
日時
2024年9月28日(土)10:00~

場所
神戸駅構内 北側通路

内容
・モニュメントの除幕式
・神戸市立博物館 館長からの作品紹介等

「神戸新開地・喜楽館」コラボ企画の昼席公演

神戸~大阪 鉄道開業150周年 記念 落語 新開地 神戸喜楽館 トーク

兵庫区・新開地エリアにある寄席「神戸新開地・喜楽館」とのコラボ企画として、「落語で旅する2週間」が特別開催されます。

旅の移動手段は、江戸時代は駕籠(かご)でしたが、明治には人力車、そして鉄道と発展していきました。

今回の公演では、昔の旅の雰囲気を「落語」で楽しめる内容になるんだそうです。

神戸~大阪 鉄道開業150周年 記念 落語 新開地 神戸喜楽館 トーク

1週目は「兵庫県民ウィーク」と題して、兵庫県丹波篠山市出身の桂文珍さんなど、神戸~大阪間在住や兵庫県ゆかりの噺家が勢ぞろいします。

地元ネタも楽しめるそうですよ。

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2週目は「落語で旅に出よう」と題して、数ある落語の中で「旅」に関するネタを、毎日の公演のトリネタとして披露します。

22日の最終日には「東の旅のリレー落語デー」として、すべての演目を「旅」に関するネタで公演するみたいです。

神戸~大阪 鉄道開業150周年 記念 落語 新開地 神戸喜楽館 トーク

来場者特典として「開業150周年記念ノベルティ」(クリアファイル、ヘッドマークシールのステッカー)がもらえるそうです。

開催日時
2024年9月9日(月)~15日(日)兵庫県民ウィーク
2024年9月16日(月)~22日(日) 落語で旅に出よう
各日 開場 13:30 開演 14:00

会場
神戸新開地・喜楽館

料金
一般 前売り 2,300円/当日 2,800円
65歳以上 2,300円 
障がい者・高大生 2,000円
小中学生 1,500円
※一般以外は要証明書

書籍「神戸~大阪鉄道開業150周年」発売

神戸~大阪 鉄道開業150周年 記念 落語 新開地 神戸喜楽館 トーク

神戸~大阪鉄道開業150周年を記念した書籍「神戸~大阪鉄道開業150周年」が、丸善ジュンク堂書店と丸善京都本店限定で販売されます。

150年前に開業した6駅(神戸駅、三ノ宮駅、住吉駅、西宮駅、尼崎駅、大阪駅)に焦点を当て、それぞれの駅の歴史や、駅の周辺のまちの発展の軌跡、駅周辺のまちの個性を紹介。

「煙を吐きながら走る巨大な機械を、150年前の人々はどのような想いで見つめていたのか」を感じられるような内容になっているそうです。

書名
「神戸~大阪鉄道開業150周年」

発売日
2024年9月9日(月)

販売店舗
・丸善ジュンク堂書店(大阪本店/西宮店/芦屋店/神戸住吉店/三宮店/三宮駅前店/天満橋店/難波店/近鉄あべのハルカス店/舞子店/明石店/姫路店/松坂屋高槻店)
・丸善京都本店

価格
1,320円(税込)

5名の識者による「神戸の鉄道史」を掘り起こすトークライブ

神戸~大阪 鉄道開業150周年 記念 落語 新開地 神戸喜楽館 トーク
画像:「神戸のとびら」サイトより

異なる立場で研究する5名の識者が徹底的に討論し、知られざる神戸の鉄道史を掘り起こすトークライブです。

二部制で、第一部は「知られざる神戸~大阪間の鉄道史の探究」と題して登壇者5名が発表。「大阪〜神戸間」ではなく「神戸〜大阪間」になっているところから、『神戸を先にしたこだわり』も感じられるのだとか。

第二部は「鉄道開業は何をもたらしたのか?みなとまち・KOBEの変遷」と題して、徹底討論します。

神戸~大阪 鉄道開業150周年 記念 落語 新開地 神戸喜楽館 トーク
画像:「神戸のとびら」サイトより

登壇者は、道谷卓さん(姫路獨協大学教授・郷土史家)、岡本健一郎さん(京都鉄道博物館学芸員)、青山大介さん(鳥瞰図絵師)、高橋健司さん(季刊誌 鉄道史料 編集委員)、小代薫さん(神戸大学経済経営研究所特命講師)の5名です。

開催日時
2024年9月7日(土)13:00~16:00(12:30開場)

場所
新開地アートひろば 2Fホール

参加費
1,000円

参加申し込み
神戸のとびら公式サイト


9月下旬からは、大阪駅構内の2会場で3つのミッションをクリアする「おおさか駅スタンプラリー第2弾」も開催されるそうです。大阪までお出かけする際はぜひ参加してみてくださいね。

◆関連リンク
神戸大阪鉄道150周年特設サイト – 公式サイト
神戸新開地・喜楽館 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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