旧居留地で放置自転車をAIカメラ監視する実証実験をするみたい

地域課題解決プロジェクトの一環として、浪花町筋&地下鉄海岸線苅藻駅自転車置場で、AIカメラ監視をする実証実験をするそうです。ゴールとしては、放置自転車をなくしましょうということになります。

浪花町筋はこのあたりです。

地下鉄海岸線苅藻駅はこのあたりです。

スタートアップ企業と神戸市が協働して地域課題を解決する「Urban Innovation KOBE」の事業として取り組まれるうちの一つになりまして、放置自転車をどのようになくすのかというテーマです。

最近は、電動レンタル自転車「コベリン」が利用されている場面を見ることも多く、神戸における自転車の便利さはあると思いますが、とはいっても放置自転車が多いのもどうしたものかということでしょう。

自転車1台あったりすると街並みに溶けこみますが、それが複数台並び始めると、はやり何かしら対策が必要となってきます。

実験の背景として、安全で快適な道路を目指して放置自転車の撤去や駐輪場の整備を行っているが、放置状況の現状把握が十分でないことから、映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を利用し、放置の多い歩道上や駐輪場周辺にカメラを設置し、収集した動画・画像をAIで解析することで放置自転車の台数カウントなどを行うとのことです。

【目的】自転車を見渡せる場所にカメラを設置して映像を撮影し、AIシステム上で映像を解析することで、自転車台数のカウントや自転車放置後の人の移動方向の解析等を行います。また、同時にシステムが出力する解析データの精度検証や最適なカメラ位置の検討を行い、実用化に向けて可能性を確かめていきます。
【実施期間】2019年11月29日(金)~12月5日(木)
【実施地域】浪花町筋&地下鉄海岸線苅藻駅自転車置場

こうした映像情報を使うことによって、効率的な放置自転車の回収などが行われたりすると、街がキレイに保たれることに繋がるんだと思います。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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