
鈴木亮平さん・有村架純さんが主演を務める映画『花まんま』は、ポーアイにある「神戸ポートピアホテル」で撮影が行われたみたいです。
神戸市中央区港島中町6-10-1

この映画は、作家「朱川湊人」さんが執筆し、第133回直木賞を受賞した「花まんま」が原作となっています。
原作は短編ですが、映画は原作をそのままに生かしつつストーリーを膨らませているんだそう。
監督は、最新作「九十歳。何がめでたい」のほか、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」や「そして、バトンは渡された」などのヒット作を手掛けた「前田哲」さん。
人の心の揺れ動きに対する繊細かつ真摯な眼差しと豊かな表現力に定評があるそうです。
気になるストーリーは、こんな感じ。
大阪の下町で暮らす二人きりの兄妹・俊樹(鈴木亮平)とフミ子(有村架純)。ふたりは早くに両親と死別している。
死んだ父との約束を胸に、兄として妹のフミ子を守り続けてきた俊樹は、フミ子の結婚が決まり、やっと肩の荷が下りるはずだった。
ところが、遠い昔に封印したはずの、フミ子の<秘密>が今になって蘇り・・。
不思議な記憶を巡る、兄と妹の物語
「大切な愛しい人を思い続ける」切なくも優しい物語みたい。
キャストはこんな感じ。
加藤俊樹役:鈴木亮平(1983年3月29日生まれ/兵庫県西宮市出身)
TBS日曜劇場から映画化された「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2023年)の45億円を超える大ヒットも記憶に新しく、国内外の数々の映画賞を受賞した「エゴイスト」(2023年)やNetflix映画として世界配信され大いに話題を呼んだ「シティーハンター」(2024年)などで国際的にも評価される実力派俳優。
加藤フミ子役:有村架純(1993年2月13日生まれ/兵庫県伊丹市出身)
「ストロボ・エッジ」(2015年)や「映画 ビリギャル」(2015年)といった主演作をはじめ、「花束みたいな恋をした」(2021年)や「月の満ち欠け」(2022年)など大ヒット作品への出演で常に話題の中心に立つ、まさに国民的俳優。
フミ子の婚約者・中沢太郎役:鈴鹿央士(2000年1月11日生まれ/岡山県出身)
「蜜蜂と遠雷」で映画デビューし、第43回日本アカデミー賞 新人俳優賞や第93回キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞など数々の賞を受賞。
一昨年ドラマ「silent」で注目度を上げ、昨年10月期のフジテレビ月9ドラマ「嘘解きレトリック」では松本穂香とともにW主演を務めました。
俊樹の幼なじみ・三好駒子役:ファーストサマーウイカ(1990年6月4日生まれ/大阪府出身)
音楽グループ「BiS」や「BILLIE IDLE®」の一員として活動した元アイドル。
近年はバラエティのみならず、NHK大河ドラマ「光る君へ」で主人公のライバル・清少納言を演じるなど俳優としても着実にキャリアを重ね、活躍の場を広げています。
繁田家の父・仁役:酒向芳(1958年11月15日生まれ/岐阜県出身)
オンシアター自由劇場出身で、2018年公開の映画「検察側の罪人」で女子中学生殺害事件の重要参考人を怪演し、注目を浴びた。
主な作品は、映画「見えない目撃者」「あなたの番です 劇場版」「沈黙のパレード」のほか、ドラマ「半分、青い。」「MIU404」「青天を衝け」「最愛」「インビジブル」など。
長男・宏一役:六角精児(1962年6月24日生まれ/兵庫県姫路市出身)
俳優のほか、ミュージシャンやラジオDJとしても活躍する。
主な出演作は、テレビドラマの「相棒」シリーズのほか、「名古屋行き最終列車」「ごめん、愛してる」「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」など。
長女で宏一の・房枝妹役:キムラ緑子(1961年10月15日生まれ/兵庫県洲本市出身)
劇団「M.O.P.」の看板女優として活躍し、その後映像作品に進出。近所のおばちゃんから貴婦人まで、印象の異なる役柄を自然に演じる実力派俳優。
主な作品は、映画「パッチギ!」「嫌われ松子の一生」や、ドラマ「いつかまた逢える」「悪夢ちゃん」「ごちそうさん」「偽装の夫婦」「僕のヤバイ妻」「半分、青い。」など。
俊樹が働く製作所の山田社長役(左):オール巨人(1951年11月16日生まれ/大阪府出身)
三好駒子の父・三好貞夫役(右):オール阪神(1957年3月7日生まれ/大阪府出身)
「漫才の教科書」とも称される上方漫才界を牽引する正統派漫才コンビで、漫才業界の中でも最も古い歴史を持つ「上方漫才大賞」を史上最多の4度も受賞。
2019年には紫綬褒章を受章するなど名実ともにトップ漫才師である二人にとって、2025年はコンビ結成50周年を迎えるメモリアルイヤー。
関西出身の俳優さんが多く、中でも兵庫県出身の人が多い印象ですね。舞台設定地域である関西圏の「軽妙な台詞回し」にも注目かもしれません。
主題歌は、「AI」さんが映画のために書き下ろした「my wish」という楽曲です。
AI(1981年11月2日生まれ/アメリカ合衆国生まれ、鹿児島県育ち)
中学卒業後、LA のパフォーミング・アーツ・スクール名門(LACHSA)にてダンスを専攻。同時期にゴスペルを学ぶ。
卒業後、日本でデビュー。シンガー・ダンサー・ソングライター・ プロデューサーとして活躍する中、「Story」「ハピネス」をはじめとする楽曲でミリオンヒットを放ち大ブレイク。
ポーアイにある「神戸ポートピアホテル」で撮影されたのは、フミ子の結婚式でのシーン。予告編映像でいうと、「0:50」や「0:54」のあたりです。
映画の中でも特に感動的なラストシーンが、「神戸ポートピアホテル」で撮影されたみたい。
公開日は4月25日(金)となっています。大切な人を思う優しい物語なので、気になる人は見に行ってみてはどうでしょうか。
神戸を舞台にした映像作品については、こちらの記事でも紹介しています。
ありさ
スイーツとハロプロのアイドルが好き。
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