神戸大学&迎賓館で撮影!広瀬すず・岡田将生らが主演の映画『ゆきてかへらぬ』は、奇妙な三角関係を描く

広瀬すずさん・岡田将生さん・木戸大聖さんが主演の映画『ゆきてかへらぬ』は、神戸迎賓館 旧西尾邸や神戸大学兼松記念館で撮影が行われたみたいです。


神戸市灘区六甲台町2-1

気になるストーリーは、こんな感じ。

京都。
まだ芽の出ない女優、長谷川泰子は、まだ学生だった中原中也と出逢った。20歳の泰子と17歳の中也。どこか虚勢を張るふたりは、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめる。価値観は違う。けれども、相手を尊重できる気っ風のよさが共通していた。

東京。
泰子と中也が引っ越した家を、小林秀雄がふいに訪れる。中也の詩人としての才能を誰よりも知る男。そして、中也も批評の達人である小林に一目置かれることを誇りに思っていた。男たちの仲睦まじい様子を目の当たりにして、泰子は複雑な気持ちになる。才気あふれるクリエイターたちにどこか置いてけぼりにされたようなさみしさ。
しかし、泰子と出逢ってしまった小林もまた彼女の魅力に気づく。本物を求める評論家は新進女優にも本物を見出した。そうして、複雑でシンプルな関係がはじまる。重ならないベクトル、刹那のすれ違い。ひとりの女が、ふたりの男に愛されること。それはアーティストたちの青春でもあった。

正三角形ではなく二等辺三角形。ありきたりのトライアングルではない、唯一無二の人間関係が描かれた映画みたいです。

キャストはこんな感じ。


長谷川泰子役:広瀬すず(1998年6月19日生まれ/静岡県出身)
12年「Seventeen」の専属モデルとして芸能界デビュー。ドラマ「幽かな彼女」(13)で女優としての活動を開始。主な出演作に、『海街diary』(15)、『バケモノの子』(15)、『ちはやふる』シリーズ(16、18)、『四月は君の嘘』(16)、『怒り』(16)、『三度目の殺人』(17)、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(17)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18)、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(19)、『ラストレター』(20)、『一度死んでみた』(20)、『いのちの停車場』(21)、『流浪の月』(22)、『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』(23)、『水は海に向かって流れる』(23)、『キリエのうた』(23)など。公開待機作に『片思い世界』(25年公開予定)、『宝島』(25年公開予定)、『遠い山なみの光』(25年夏公開予定)などがある。


中原中也役:木戸大聖(1996年12月10日生まれ/福岡県出身)
17年俳優デビュー。22年、Netflixオリジナルシリーズ「First Love 初恋」で佐藤健扮する主人公の若き頃を好演し、一躍注目を集める。主な出演作に、「ドラフトキング」(23)、「僕たちの校内放送」(23)、「ゆりあ先生の赤い糸」(23)、Netflixオリジナルシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(24)、「万博の太陽」(24)、「9ボーダー」(24)、「海のはじまり」(24)、『きみの色』(24)などがある。


小林秀雄役:岡田将生(1989年8月15日生まれ/東京都出身)
2006年デビュー。近年の主な出演作に、NHK連続テレビ小説「なつぞら」(19)、『ドライブ・マイ・カー』(21)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(21)、『1秒先の彼』(23)、『ゆとりですがなにか インターナショナル』(23)、『ラストマイル』(24)、NHK連続テレビ小説「虎に翼」(24)、「ザ・トラベルナース」(24)、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(24)などがある。


富永太郎役(左):田中俊介(1990年1月28日生まれ/愛知県出身)
内田英治監督『ダブルミンツ』(17) で映画初主演 (W主演)を務める。
主な出演作に、『ミッドナイトスワン』(20)、『タイトル、拒絶』(20)、『恋するけだもの』(20)、『餓鬼が笑う」(22)、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)、Disney+「ガンニバル」(22)、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(24)、『鬼平犯科帳 血闘』(24)、『BISHU〜世界でいちばん優しい服〜』(24)、『十一人の賊軍』(24)などがある。
鷹野叔役(右):トータス松本(1966年12月28日生まれ/兵庫県出身)
ウルフルズのボーカルとして、1992年シングル「やぶれかぶれ」でデビュー。
「ガッツだぜ!!」でブレイクし、その後のアルバム「バンザイ」はミリオンヒットとなり、紅白歌合戦に出場した。音楽活動と並行し、CM、ドラマ、映画、執筆活動等、多方面で活躍。
主な出演作に、『竜馬の妻とその夫と愛人』(02)、『UDON』(06)、NHK大河ドラマ「龍馬伝」(10)、NHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(19)、NHK連続テレビ小説「おちょやん」(20)などがある。


長谷川イシ役(左):瀧内公美(1989年10月21日生まれ/富山県出身)
内田英治監督『グレイトフルデッド』(14)にて映画初主演を務める。
主な出演作に、『ソレダケ that’s it』(15)、『日本で一番悪い奴ら』(16)、『彼女の人生は間違いじゃない』(17)、『火口のふたり』(19)、「凪のお暇」(19)、『アンダードッグ』(20)、『花束みたいな恋をした』(21)、『由宇子の天秤』(21)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(21)、「大奥 Season」(23)、NHK大河ドラマ「光る君へ」(24)など。公開待機作に『敵』(25年1月17日公開予定)、『レイブンズ』(25年3月公開予定)がある。
スター女優役(右):草刈民代(1965年5月10日生まれ/東京都出身)
8歳からバレエを始め、16歳で牧阿佐美バレエ団に入団。18歳で主役デビュー。
以降、日本を代表するプリマバレリーナとして国内外で活躍。周防正行監督の『Shall We ダンス?』(96) でスクリーンデビュー。
主な出演作に、「新参者」(10)、NHK大河ドラマ「龍馬伝」(10)、『ダンシング・チャップリン』(11)、「終の信託』(12)、『舞妓はレディ』(14)、『月と雷』(17)、「イチケイのカラス」(21)、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督2」(21)、huluオリジナル「十角館の殺人』(24)などがある。


辰野教授役(左):カトウシンスケ(1981年8月18日生まれ/東京都出身)
主な出演作に、『ケンとカズ』(16)、『一度死んでみた』(20)、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(21)、『ONODA一万夜を越えて』(21)、『そして、バトンは渡された』(21)、『誰かの花』(22)、『ある男』(22)、『大名倒産』(23)、『福田村事件』(23)、『ミッシング』(24)、「闇バイト家族」(24)、『若き見知らぬ者たち』(24)、『重ねる』(24)など。公開待機作に『敵』(25年1月17日公開予定)、『男神』(25年秋公開予定)などがある。
中原孝子役(中央):藤間爽子(1994年8月3日生まれ/東京都出身)
幼少より祖母・初世家元藤間紫に師事し、21年三代目藤間紫を襲名。17年にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17) で併優デビュー。
主な出演作に、「マイファミリー」(22)、「silent」(22)、『大名倒産』(23)、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(23)、『夜明けのすべて』(24)、『九十歳。何がめでたい』(24)、『夏目アラタの結婚』(24)、「つづ井さん」(24)、『チャチャ』(24)、『アイミタガイ』(24)などがある。
勤め人役(右):柄本拓(1986年12月16日生まれ/東京都出身)
『美しい夏キリシマ』(03) で映画主演デビュー。
近年の主な出演作に、『ポルトの恋人たち -時の記憶-」(17)、『きみの鳥はうたえる』(18)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)、『火口のふたり」(19)、『アルキメデスの大戦」(19)、「痛くない死に方』(21)、『心の傷を癒すということ-劇場版-』(21)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』(21)、『真夜中乙女戦争』(22)、『ハケンアニメ!』(22)、『シン・仮面ライダー』(23)、『花腐し』(23)、NHK大河ドラマ「光る君へ」(24) など。公開待機作に『野生の島のロズ』(25年2月7日公開予定)がある。

また、主題歌「ユーモア」を歌うのは、人気アーティストのキタニタツヤさんです。


キタニタツヤ(1996年2月28日生まれ/東京都出身)
2014年頃からネット上に楽曲を投稿し始める。同時期に、他アーティストに楽曲を提供する作家としてのキャリアもスタート。
2020年頃から「キタニタツヤ」名義での活動を加速させ、2023年7月、TVアニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」オープニングテーマ「青のすみか」をリリース、第74回紅白歌合戦に出場。
2024年5月、最初にインターネットに音楽を投稿してからちょうど10年の節目に「キタニタツヤ 10th Anniversary Live 彼は天井から見ている」を武道館にて開催、チケットは発売当日にソールドアウトとなるプレミア公演となった。同年、中島健人との特別ユニット”GEMN”としてTVアニメ「【推しの子】」のオープニング主題歌を担当。
自身名義の活動以外にも、WEST., 星街すいせい, SUPER EIGHTなど、アーティストに楽曲を提供するなど、ジャンルを越境した活躍を続けている。

予告編「0:51」に数秒映る、広瀬すずさん演じる長谷川泰子と木戸大聖さん演じる中原中也が食事をするシーンは「神戸迎賓館 旧西尾邸」で撮影されたものです。

本作の時代設定「大正」に合った、歴史を感じさせる空間ですよね。神戸迎賓館内のレストラン「LE UN(ルアン)」に訪れることで、実際の場所を見ることができますよ。

このほかにも、神戸を代表する歴史的建築である「神戸大学 兼松記念館」などでロケが行われたシーンもあるみたい。

気になる人は、映画を見た後にロケ地巡りもしてみてはどうでしょうか。


神戸を舞台にした映像作品については、こちらの記事でも紹介しています。

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この記事を書いた人

ありさ

スイーツとハロプロのアイドルが好き。

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