
夏真っ盛りに訪れたのは、家族のおでかけ先やデートにぴったりの神戸須磨シーワールド ※以下、スマシー。今年6月に1周年を迎え、期間限定のスイーツメニューなども登場しています。
小さいお子さんと一緒の日はもちろん、暑い日のデートなど、できるだけ効率的に回りつつ楽しみたいですよね。ということで今回は、事前準備や攻略コース、子連れに嬉しいポイントなどをお伝えしながらスマシーを巡っていきます。
ご一緒するのは、読者リポーターの、かりんちゃんと息子くん親子です!割引チケットの情報も最後にご紹介していますよ。
効率的にまわるコツは?
まずは事前準備として、来場予定日のチケットを、公式サイトでオンライン購入するのがおすすめ。当日券の販売は、館内の状況により販売開始時刻の変更や、入場制限をする場合があるそうで、特に混雑が予想されるシーズンはあらかじめ準備しておくと入場がスムーズですよ。
チケットを購入したら、続いてパフォーマンススケジュールをチェックします。スマシーの目玉ショー「オルカ・ドルフィンパフォーマンス」を中心に、「アクアライブ鑑賞」や「ランチタイム」をとるタイミングを考えます。

館内マップはこんな感じで、海岸線に沿って東から「オルカスタディアム」「ドルフィンスタディアム」「アクアライブ」の、3つの棟が並び、それぞれの棟の間は徒歩で移動します。
これまで行った人のなかには、「動線が難しかった」という声も。気をつけるポイントは2つあり、1つは「ドルフィンスタディアム」から「アクアライブ」へは、3階から連絡ブリッジでしか移動ができないことを念頭に置いておく。もう1つは「アクアライブ」内は、スマシーが推奨するコースでまわることで、だいぶ動線の整理ができるのではないでしょうか。
パフォーマンススケジュールと動線のポイントを参考にし、今回は、以下の流れでスマシーを巡ることにします。
スマシー完全攻略コース
入場前に、館内への持ち込み物の注意点がいくつかあります。スマシーへは、基本的に飲食物の持ち込みができません。でも例外があり、「小さな子どものおやつ、水筒、ペットボトル、離乳食は、持ち込み可」となっています。※学校団体・子ども会で利用の場合の、飲食物の持ち込みは可
他には、危険物、自撮りスティックやカメラ三脚、キャリーバックや大きな荷物などは持ち込めません。メインエントランス横に、コインロッカー(有料)があるので、必要なもの以外は預けて快適に出発しましょう。
準備が整ったら、レッツゴー!
ドルフィンパフォーマンスを楽しむ

まずは「ドルフィンスタディアム・3階」へ!朝一番は、ドルフィンパフォーマンスを楽しみます。
濡れない席や日影の席など、希望の席がある場合は、30分前にはスタディアムに到着しておくのがおすすめです。※手荷物のみでの席取りは不可
ショーが始まると、イルカたちの愛らしさに「可愛い!」の声や、息の合ったパフォーマンスに大きな歓声があがり、会場が盛り上がります。イルカプールと須磨の海、青い空が一体になったかのようなロケーションも、最高です!

ショーの余韻に浸りつつ、「ドルフィンスタディアム・1階」へと移動します。ここ「ドルフィンホール」では、イルカの水中での様子を間近で観察ができ、室内なので暑い季節はクールダウンするにもちょうど良い感じ。

しばらくイルカの様子を鑑賞し、同じ階にあるショップ、ワーフへと向かいます。
ドルフィンスタディアム「ワーフ」でランチ

ワーフのおみやげ屋さんをちょっと覗いてから、混雑する前のフードコートで、早めのランチタイムをすることに。
メニューは、どんぶり・カレー・ファーストフードがとり揃えられ、どれも美味しそうで迷います。お料理は兵庫県の食材が取り入れられ、地産地消にこだわって作られているんですって。
室内のダイニングは144席ありますが、今回は開放感のあるパラソル付きのテラス席へ。セルフサービスでお料理を受け取り、お店の外の広場へと進みます。

今回は、夏メニューから「但馬鶏の瀬戸内れもんねぎ塩丼(味噌汁付/1,600円)」と「淡路島牧場モッツァレラのマルゲリータ(1,500円)」を、キッズメニューから「お子さまカレー(800円)」をチョイス。
彩りもキレイな「但馬鶏の瀬戸内れもんねぎ塩丼」は、但馬鶏がやわらかくって美味しい!瀬戸内れもんがサッパリしてて、暑い夏でも食が進むお味付けです。「淡路島牧場モッツァレラのマルゲリータ」は本格的なチーズとトマトソースに、生地がもっちりしています。
「お子さまカレー」は、子どもに食べやすいように野菜がお魚や星型にカットされた、小さめのものが使われていて、とっても可愛い。息子くんもパクパクと食べる手が止まりません。
「アクアライブ」をゆっくり観賞する

お腹をしっかりと満たし、ごきげんで次の目的地、水族館エリアの「アクアライブ」へと向かいます。
導線のポイントを踏まえて、「ドルフィンスタジアム・3階」から連絡ブリッジを通り、「アクアライブ・3階」出入り口に到着です。「ローカルライフ」から探検スタートです!


「ローカルライフ」では、六甲水系の河川や、瀬戸内海の自然が再現され、生きものそれぞれの環境で生きる姿が展示されています。
特別天然記念物の「オオサンショウウオ」や、里山・干潟の様子を観ながら進み、「ローカルライフ・2階」に着くと、息子くんの推し「マダコ」水槽を発見!タコさんにご挨拶ができ、大満足です。


続いては、同階にある「クラゲライフ」へ。夏になると須磨の海でも見られる「ミズクラゲ」に囲まれ、その浮遊感にうっとり。
他にも、6種類のクラゲ専用の水槽展示があり、ゆったりと神秘的な様子に、しばし時間を忘れて癒されます。

館内に表示された「順路」サインのとおり、魚のほか珊瑚やヒトデなどもいる「トロピカルライフ・2階」から、さらに進むと「トロピカルライフ・1階」の「外洋」の水槽に到着。大きな水槽で泳ぐ「エイ」や「サメ」の雄大な姿に、大人も子どもも見入ってしまいます。
グッズでも人気の「チンアナゴ」や「ニシキアナゴ」の可愛い姿も、この近くのエリアに展示されています。
展示観賞もいよいよ終盤!ここまで、出入り口の3階から1階へと下りながらの観賞でしたが、この次は「ロッキーライフ・3階」へと一気に上がれる直通エスカレーターで上がります。

「ロッキーライフ・3階」では、「アシカ・アザラシ・ウミガメ」の水中の様子を、そしてその陸での様子を、4階の「屋上エリア」で観ることができます。
水族館の人気者「ペンギン」も「屋上エリア」にいて、「明石海峡大橋・淡路島方面」の景観を取り入れた施設で、展示を楽しめますよ。

愛嬌たっぷりの生きものたちと出会えて、ほっこり気分に。3階の連絡ブリッジへと戻り、「ドルフィンスタジアム」を通って1階へと、「オルカスタディアム」方面へ向かいます。
「オルカスタディアム」でスイーツ休憩

続いての目的地は、「オルカスタディアム・2階」にある、テイクアウトフード専門店・ポートダイナーです。たくさん歩いて少し疲れたので、スイーツを買って、ショーが始まるまで休憩することに。
メニューは、手軽に片手で食べられるスナックや、冷たいスイーツやドリンクなどが選べます。


今回は「シャチソフトクリーム(700円)」と「魚が泳いでいる!?クリームソーダ(800円)」の、暑い季節にぴったりのスイーツをゲット。
シャチをイメージした白と黒のソフトクリームは、淡路ミルク味とチョコレート味で、ソフトクリームからぴょんと飛び出た「尾ビレ」がポイントです。
クリームソーダには小さな魚がゆらゆら泳いでいて、まるでミニ水族館のよう。可愛くて食べるのがもったい無いキュートさです。
ほかにも、シャチのキャラクターが生かされたフードのなかでも、人気メニューが勢揃いという期間限定の「1周年記念!ポテトフライ付きおしゃち見セット(1,800円)」は期間限定だそうで、気になります。
オルカパフォーマンスを満喫する

スイーツで糖分補給し、元気復活!いよいよスマシーの1番の見どころ、オルカパフォーマンスのスタートです。シャチは大きいとはわかっていても、実際見るとそのサイズ感には、あらためてビックリしちゃいます。「ステラ&ラン親子」は、どちらも体長が5.2m、体重は2トンを超えているんですって。
水しぶきをあげての大迫力のパフォーマンスも、それでいてトレーナーさんとの交流がハートフルなのにも、目が釘付けに。ショーが終わってもすぐにもう1回観たくなる、心に残るパフォーマンスに感動です!
座席は、前から8列目くらいまでは、事前にポンチョを購入してからの鑑賞がおすすめです。水しぶきで想像以上にびしょ濡れになっちゃいますよ。
ドルフィンパフォーマンスと同じく、希望の席がある場合は、30分前にはスタディアムに到着し、席取りしておくと安心です。
限定お土産をチェック

お目当てのショーを満喫し、帰る前にお土産をと「オルカスタディアム・1階」のブルーフラッグに立ち寄ることに。こちらには国内有数の豊富なシャチグッズをはじめ、スマシーのオリジナルグッズや、1周年記念商品が用意されています。
ショップ前には、オルカのぬいぐるみがもれなく当たる、スマシー限定「オルカくじ(1回/1,200円)」があります。、小さな子どもからカップル、大人まで楽しめるくじで、この大人気のお土産は、タイミングによっては長蛇の列になることも。
景品のぬいぐるみは、それぞれ大きさや色が違う中でも、1周年記念の限定色・ラベンダーカラーは、なくなり次第終了とのことなので、気になる人はお早めに行ってみてくださいね。
さらに楽しみたい人に!いきものをもっと知れる体験・見学も

さらに「いきものをもっと知りたい!」という人には、ディスカバリーガイダンスのプログラムがあり、今回は「ウミガメコミュニケーション(1回/800円)にチャレンジしてみます。
大きなウミガメたちに間近でエサをあげるなんて、すごく貴重な体験!キャストから話を聞きながらなので、ウミガメについて掘り下げて知ることもできます。
ディスカバリーガイダンスは、年齢制限や定員、注意事項などがあるので、入場チケット購入と同時に、あらかじめサイトをチェックし、申し込みをしてくださいね。

マゼランペンギンのフィーディングタイムの見学もおすすめです。1日約2回開催されるので、行きやすいタイミングに予定を入れると良いでしょう。
フィーディングはペンギンエリア全体を使い、キャストがペンギンと移動しながら、説明とエサやりをしていくので、もし見学する場所が端っこになってもご安心ください。
エサの時間に、ヨチヨチ歩きで集まってくる可愛いペンギンの姿は、とても微笑ましいですよ。

「アクアライブ・3階」のタッチングプールは、実際に「サメ」や「エイ」と触れ合って学べるチャンス。お水の中に手を入れて、親子で一緒に楽しめますよ。おっかなびっくりの子どもの様子も、可愛い瞬間です。
開館時間内はいつでも訪れることができますが、「ロッキーライフ」で「アシカ・アザラシ・ウミガメ」の水中の様子を観た流れから館外に出ると、スムーズにたどり着くことができます。

今回は、神戸須磨シーワールド を、子づれのお出かけイメージを中心に、館内をできるだけ効率的にまわることができ、楽しい1日となりました。ご紹介できなかった部分もありますが、猛暑の中、皆さんも無理せず楽しんでくださいね。
スマスイからスマシーにリニューアルしてオシャレになり、ファミリー層だけでなく、観光やデートにもおすすめですよ。
ちなみに、夏休み期間の、2025年7月19日(土)〜2025年8月31日(日)まで、当日に限り再入館できるようになっています。もし、館内のレストランが大混雑でも、一旦館外へ出て「松の杜ヴィレッジ」や、周辺の飲食店で食事をするという選択肢が増え、さらに訪れやすくなっているのではないでしょうか。
さらに、16:00以降の入館で3,300円(お盆期間は3,700円)から2,500円と約3割引になる期間限定の「トワイライトチケット」、またお盆期間限定で朝8:00~9:00の入館で700円お得になる「朝得チケット」も販売されていますよ。
この夏は、ぜひスマシーの、可愛い生きものたちに会いに来てくださいね。

【撮影協力】かりんちゃん
家族と休日にお出かけすることを楽しみに日々、過ごしています!週末はどこにいこうかな!と子どもの成長、季節、イベントをパパと相談しながら計画しています。仕事では赤ちゃんや子どもたちと関わることが多く、癒されているので毎日、笑顔いっぱいです!☺️