4月から「神戸ビーフ」「但馬牛(ぎゅう)」の新しい評価指標として「モノ不飽和脂肪酸(MUFA)」が加わるようです。
「MUFA」は「牛肉のくちどけ・舌触り・風味」に関係している脂肪酸。「多ければ多いほどいい」というわけではなく、食味試験では「すべての脂肪酸に対する割合が“60%前後”の場合に風味・旨味の評価が高い」という結果が出ています。
これまで「神戸ビーフ」「但馬牛」の評価指標は、霜降り具合・枝肉重量・性別・月齢・血統などでしたが、4月からは、神戸・加古川・姫路の3食肉卸売市場で「MUFA」の割合が測定され、買い付け業者が見るモニターで表示販売されることになります。
脂が適度に乗っていて、MUFAの割合もちょうど良い神戸ビーフは、トロけるような甘さを感じられるんじゃないでしょうか。
数値で客観的に評価すると、お値段もお高くなるのかもしれませんが、たまには食べてみたいところです。
◆関連リンク
・神戸ビーフ・神戸肉流通推進協議会 – 公式サイト
れいな
「東遊園地」には観覧車があると思った人。
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