ベンチャーキャピタル「500 Startups」と「神戸市」が『コロナにおける課題解決』に取り組むスタートアップを募集

神戸市が、シリコンバレーのベンチャーキャピタル「500 Startups」と連携したスタートアップ育成プログラム『500 KOBE ACCELERATOR』への参加企業を、6月から募集開始するそうです。

このプログラムは約6週間の「短期集中型起業家支援プログラム」となっていて、5回目の開催となる今年は「コロナウイルス感染拡大で浮かび上がった社会課題の解決」を目指すスタートアップの支援を対象としたプログラムが、オンラインで実施される予定となっています。

募集期間
2020年6月~7月(予定)

プログラム期間
2020年8月から10月(予定)

開催方法
オンライン ※デモデイ」の開催方法は社会状況に応じて今後検討

対象領域
ウイルス感染にまつわる予防、公衆衛生などに関する正確な情報発信(デマ防止)、健康管理、リモートワーク・学習、食品物流、オンラインイベントなど
※コロナウイルス感染への治療、および創薬や一部の医療機器などの事業化までに数年を要するものは対象外

参加資格
・国内や海外の起業家または起業家候補
・シード(最小限のプロダクト・モデルを開発済)・アーリー(製品開発済、顧客あり、第三者からの投資を獲得する段階)期にある
・既に製品やサービスを持っており、チーム活動しているスタートアップを推奨

参加者枠
約20チーム

プログラム内容
メンタリング : シリコンバレーでのスタートアップ育成経験が豊富な「500 Startups」のグローバルスタッフによる1対1形式のメンタリング
講義 : マーケティング、マネタイズ手法、UX/UI、資金調達などに関する専門家による講義
コミュニティ : 選抜された優秀なスタートアップのコミュニティ形成支援
神戸医療産業都市のサポート
※プログラムは原則として「英語」で実施されます。講義ビデオには日本語字幕付き。メンタリングは必要に応じて逐次通訳でサポート。
※プログラムは「500 Startups」による投資プログラムではありません。

参加者受付・選考
2020年6月から専用ホームページで参加者を募集し、「500 Startups」と神戸市がオンライン上での書類審査と面談により選考。


新型コロナウイルスは、健康だけではなく社会や経済活動にも様々な課題を浮かび上がらせました。神戸で生まれたこの取り組みが、さまざまな課題解決への推進力となるかもしれません。

◆関連リンク
神戸市 – 公式サイト
500 KOBE ACCELERATOR – 公式サイト
500 Startups – 公式サイト

 

この記事を書いた人

ユカコ

気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。

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