
画像:コベカツ公式サイトより
神戸市では、2026年8月までに平日・休日ともに学校単位での「部活動」がすべて終了し、9月には地域のスポーツ団体などを運営主体とする「クラブ活動=コベカツ」に移行することになっています。
今回、神戸市が「市立中学の1年生 1万人」を対象におこなった『アンケート』の結果が公開されました。
<アンケートの概要>
【実施期間】2025年9月末から10月
【対象】神戸市立中学1年生 10,721名
【総回答数】:9,084名(回答率 84.7%)
<アンケート結果>

※神戸市発表資料より
現在おこなっている部活動・習い事の参加状況については、「①②部活動に参加(運動部・文化部)」と回答した人が55%と、全体の約半数を占める結果に。
「②部活動と習い事」を両方おこなっているのは29%、「③部活動はしていないが、塾以外の習い事」に通っているのは11%です。「④部活動・習い事ともに参加していない」人は5%。

※神戸市発表資料より
現在おこなっている部活動の種目を継続したいかという質問に対しては、「続けたい」が53%と約半数。「新たな種目を始めたい」という人は8%でした。
「コベカツ参加の予定はない」としたのは23%と、2,000人超え。そもそも今は「部活動に参加していない」人は16%います。

※神戸市発表資料より
現在は部活動に参加している生徒に「コベカツで部活動の種目を続けない理由(複数回答あり)」を聞いたところ、「趣味など自分の時間に使いたい」の回答数が1,381と最も多かったみたい。
次いで「塾などを含み、もっと勉強に力を入れたい」が849、「現在の習い事継続したい or 新たに習い事を始めたい」が437、「決まっていない・今のところやりたいと思わない・理由なし」などが171でした。

※神戸市発表資料より
現在おこなっている部活動の種目を継続したいけれど、通える範囲に活動が「ない」という生徒は全部で1,046人いたみたい。
上のグラフを見ると、活動の内訳としては「美術・芸術」が171件と最も多く、さらに「ソフトテニス」が153、「音楽を含む吹奏楽」が122と続きます。
第2次募集を終えて「約1,000クラブ」が登録されたものの、今回のアンケートを結果をみると、一部の種目や地域では不足している活動があるようですね。
神戸市は11月18日から、活動団体となる「コベカツクラブ」の第3次募集をスタート。アンケートの結果に基づき、活動場所や種目を指定するかたちで募集が行われてます。
「現在の部活動で部員数が多く一般的にニーズが高い種目において、現在の部活動の種目を来年度以降も続けたいけれど通える範囲に活動が“ない”生徒が、自転車で移動できる範囲内の拠点となる中学校で参加できる活動を確保すること」を目標としているそうです。
第3次募集の期間は12月18日まで。詳しくはコベカツクラブ専用ホームページをご確認ください。
部活動からコベカツへの移行は、子どもたちにとって大きな変化です。一人でも多くの子どもがやりたいことを選んで活動できる環境が整うといいですね。
第1次・第2次募集の「コベカツクラブ」の登録状況について知りたい人は、神戸市が公開している「コベカツマップ」などをチェックしてみてください。
◆関連リンク
・KOBE◆KATSU(コベカツ) -やりたいことに、きっと出会える- – 公式サイト















































やよい
「推し」のライブによく出没します。
ライター一覧