神戸『水道筋商店街』の満席つづく「人気店」でランチを。100年超えの昭和レトロな「市場」、朝ドラのロケ地も探検


画像:神戸市小売市場連合会サイトより

三宮から阪急電車に乗って4分の「王子公園駅」で下車し、東に5分ほど歩けば見えてくるのは大きなアーケード。そこにあるのは神戸市灘区の『水道筋商店街』です。

大正時代、水道管の上に店が集まって形成されたというこちらの商店街。8つの商店街と4つの市場が東西に細く連なり、450メートルのアーケードの下には約500店舗が並びます。

そんな水道筋商店街で、オープンと同時に満席になる「人気店」のランチを味わいましょう。100周年を迎えたレトロ&ディープな「市場」で手作りグルメを集めたあとは、おつまみ持ち込みOKの「ビール醸造所」へと向かいます。

最後は、地元で人気の「老舗喫茶店」でひと休み。散策のあいだには、もちろんグルメ以外の名物スポットにも立ち寄ります。ついでに「朝ドラ」のロケ地も要チェック!

コースの大半はアーケードの屋根の下を通るので、冬の冷たい風も和らぐのではないでしょうか。友達や恋人、家族とのおでかけや、神戸市外からの観光にも参考にしてみてくださいね。

所要時間

3~4時間

※本記事は掲載時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

①佐藤とうふ店


画像:Instagram(@sanami37)より

阪急 王子公園駅から東に3分ほど進み、まずは『佐藤とうふ店』に立ち寄ります。商店街のアーケードがないエリア「水道筋6丁目商店街」の中にあるお店。

外観こそ新しめに見えますが、1929年(昭和4年)に開業してから100近い歴史をもつ、れっきとして老舗です。


画像:Instagram(@sanami37)より

代用品を使わず戦前の製法どおりに作った、昔ながらの「にがり豆腐」が味わえます。手作業で丁寧に作られる豆腐は、大豆の自然な甘みとコクが特長。

店頭ではお豆腐はもちろん「豆乳」も販売されてるので、食べ歩きの最初に飲んで喉を潤しておくのはどうでしょうか。無糖・加糖を選べて「110円」というお手頃さもうれしいポイントです。※価格は2024年9月時点のもの

住所
神戸市灘区水道筋6-4-12-2

営業時間
平日 10:00~19:30
土日祝 10:00~19:00

定休日
火曜日

所要時間
10分ほど

◆関連リンク
幻の天然にがり豆腐・戦前の櫂寄せ製法・佐藤とうふ店~TOP~ – 公式サイト
佐藤とうふ店 – 食べログ

▼「水道筋商店街 アーケード入口」まで徒歩で約1分

②水道筋商店街(エルナード水道筋商店街/灘中央筋商店街/水道筋1丁目商店街)


画像:神戸市商店街連合会 公式サイトより

「佐藤とうふ店」から東に1分ほど進めば、『水道筋商店街 エルナード』と大きく書かれたアーケードが目の前に現れます。これぞ商店街!といった佇まいで、どんなお店が並んでるのかワクワクしますね。

次のスポットに向かう前に、水道筋商店街に属する「2つの商店街」をご紹介。どちらも2024年に放送されたNHK連続テレビ小説「おむすび」で撮影が行われた場所です。


画像:神戸フィルムオフィス公式Instagramより

1つ目が『水道筋1丁目商店街』。水道筋商店街の一番東側に位置します。

主人公の家族が営む理容店は「神戸さくら通り商店街」という架空の商店街の中にありますが、阪神・淡路大震災が起こる前の風景はこの場所で撮影されました。

1丁目商店街には震災をくぐり抜けた昭和初期の建物も残っているということで、震災前の商店街の様子とするにはちょうど良かったのかもしれませんね。


画像:神戸フィルムオフィス公式Instagramより

2つ目が『灘中央筋商店街』。震災後の「神戸さくら通り商店街」としてロケが行われました。

作中で「神戸さくら通り商店街」は震災後にアーケードが新設されますが、灘中央筋商店街のアーケードも撮影直前に塗り直されていたようで、できたばかりという設定にぴったりハマったようです。

近年放送された神戸が舞台の作品ということで、ドラマを観ていた人も多いかも?『水道筋1丁目商店街』と『灘中央筋商店街』を知っておけば、このあとの商店街歩きをさらに楽しめそうです。

◆関連リンク
水道筋のイベント、歴史、魅力をご紹介!神戸・水道筋商店街 – 公式サイト
まいにちすいいち 水道筋1丁目商店街 – 公式サイト
灘中央筋商店街 – 公式Instagram

▼「水道筋商店街 アーケード入口」から「水道筋恵比寿」まで徒歩で約3分

③水道筋恵比寿


画像:Instagram(@suidou_suji)より

アーケードをくぐると「エルナード水道筋商店街」。そのまま3分ほど直進していくと、左手に赤い鳥居が見えてきます。

祀られているのは、水道筋の守り神『水道筋恵比寿(えべっさん)』です。近づいて見てみると、恵比寿さんの服装や持ち物がなんだか独特…?


画像:水道筋商店街 公式サイトより

なんと、恵比寿さんが「アメフト」のユニフォームを着て、手にはボールとヘルメットまで携えてます。

王子スタジアムにアメリカンフットボールの拠点が移ってきたとき、商店街とアメフトを繋げたいということで祀られたそう。

商売繁盛・勝利・健康の神様として西宮神社からきちんと分祀された恵比寿さんなので、ぜひ拝んでいきましょう。

住所
神戸市灘区水道筋4-2-1

所要時間
5分ほど

▼「うどんな也」まで徒歩で約2分

④うどん な也(なや)

恵比寿さんを離れてさらに東に2分ほど行ったところで『うどん な也(なや)』を発見!こちらでランチをいただくことにします。

人気のうどん屋さんで、週末のオープン直後に足を運ぶと、すでに満席で待っているお客さんがいることもあるみたい。

お店の看板メニュー「牛すじカレー(980円)」を頼むと、大きな器にだしの効いたカレーがたっぷり。中にはおネギや牛すじが入っています。※価格は2025年8月時点のもの

白ごはんも注文すれば、カレーライスとして二度楽しむこともできますよ。そのほか単品のうどん、定食、おでんなどのメニューも提供してるので、気分に合わせて注文を。

住所
神戸市灘区水道筋2-16-1

営業時間
11:00~19:30(L.O. 19:00)
※ラストオーダーが15:00の日あり。公式サイトのカレンダーをご確認ください。

定休日
木曜日

所要時間
1時間ほど

◆関連リンク
うどん な也 of 株式会社 ヱビス屋 – 食べログ
うどん な也 – 食べログ

▼「灘中央市場」まで徒歩で約1分

⑤灘中央市場


画像:公式Instagramより

お腹が満たされたところで、「うどん な也」から1本山側の筋にある『灘中央市場』へ。

1925年(大正14年)に開設され、2025年に100周年を迎えた「まちの台所」です。細い通路の両側には店舗が長屋のように連なり、アーケードのある大きな商店街とはまた違った趣が楽しめます。


画像:灘中央市場 公式Instagramより

市場の中に一歩入ると、昭和の世界にタイムスリップしたかのような感覚に。

数十年前からあるという「戦車とハト」の乗り物は今なお現役で、20円を入れると動き出します。そのモチーフから「戦争と平和」と呼ぶ人もいるんだとか。

住所
神戸市灘区水道筋3

◆関連リンク
灘中央市場|100周年芸術祭開催中 – 公式サイト
灘中央市場 – 公式Instagram

▼「灘中央市場 入口(寝具ヨシダ本店横)」から「オタデパデリカ」まで徒歩で約1分

⑥オタデパデリカ(オタフクデパートメンツデリカテッセン)

ここからは灘中央市場で「おつまみ」を集めていくことにしましょう。なぜかというと、このあと「持ち込みOK」のビール醸造所&バーに行きたいから!

『オタデパデリカ』では韓国のり巻き「キンパ」やサラダロール、日替わり惣菜を扱ってます。70年代風のレトロな外観が素敵ですね。服飾雑貨の卸業も兼ねているそうで、店内では雑貨やアクセサリーなどもお安くゲットできます。


画像:公式Instagramより

キンパは黒米入り(アカ)・モチ麦入り(シロ)の2種類がメイン。お野菜たっぷりで身体にも優しいラインナップです。

キンパは「ハーフサイズ」もあるので、2種類試したい人はそれぞれハーフで買ってみるのもいいかもしれません。日替わりの惣菜やチヂミなども要チェックです。

住所
神戸市灘区水道筋3-4-25

営業時間
月・火・木 12:00~19:00
金・土・日 12:00~22:00

定休日
水曜

所要時間
10分ほど

◆関連リンク
オタデパデリカ – 公式Instagram
オタデパデリカ – 食べログ

▼「土居精肉店」まで徒歩で約1分

⑦土居精肉店


画像:神戸市小売市場連合会 公式サイトより

引き続き市場を西に進み、『土居精肉店』へ。1930年創業、約100年の歴史を持つ老舗です。

こちらのお店は甘みがあって味のいいメス牛にこだわり、全国からその時に一番いい黒毛和牛を仕入れてるんだとか。


画像:公式Instagramより

特に人気だという自家製の「ローストビーフ」は、国産黒毛和牛のメス牛のお肉を、鉄釜を使って炭だけでじっくり焼き上げた商品。お好みの量でスライスしてもらえます。

焼き豚やコロッケなどのお惣菜もラインアップされていて、どれを買うか迷ってしまいそうです。

住所
神戸市灘区水道筋3-5

営業時間
8:00~18:30

定休日
水曜

所要時間
10分ほど

◆関連リンク
土居精肉店 – 公式Instagram
土居精肉店 – 食べログ

▼「Brasserie a Route(ブラッスリーアルート)」まで徒歩で約2分

⑧Brasserie a Route(ブラッスリーアルート)


画像:Instagram(@masaoyamasaki)より

おつまみが集まったところで灘中央市場を西側に抜けて、エルナード水道筋商店街に戻りましょう。

『Brasserie a Route(ブラッスリーアルート)』は2025年5月にできたばかりのお店です。1階は「クラフトビール醸造所」で、2階はそのビールを飲めるバーとなってます。

ビールの仕込み水には、すぐ裏にある灘中央市場から摩耶山の伏流水を引いているんですって。


画像:公式Instagramより

お店の特長の一つが「おつまみの持ち込みOK」という点。商店街・市場の個人店にて手作りで売られている「クラフトつまみ」が対象です。先ほど灘中央市場で買い集めたのが、まさにそうですね。

おつまみを持ち込みたい場合は「クラフトセット(ビールSセット 1,800円/Lセット 2,800円)」を注文してください。お店のクラフトビール2杯に、店主さんオススメの調味料もセットで付いてきます。

住所
神戸市灘区水道筋3-4-7

営業時間
火・水・木 17:30~21:00
金・土・日 11:30~16:00/17:30~21:00

定休日
月曜

所要時間
1時間ほど

◆関連リンク
Brasserie a Route – 公式Instagram
Brasserie a Route – 食べログ

▼「喫茶ドニエ」まで徒歩で約3分

⑨喫茶ドニエ

そろそろ帰路につくために阪急 王子公園駅に再び向かいます。ですがせっかくなので、道中のお店でシメのデザートなんていかがですか。

『喫茶ドニエ』は、1945年創業の老舗喫茶店です。店頭には食品サンプルが並び、昭和レトロが感じられますね。


画像:公式Instagramより

さくらんぼと生クリームがのった固めの「ドニエのプリン」や「ワッフル」「シフォンケーキ」「カフェゼリー」などが楽しめます。コーヒーはサイフォンで淹れてくれるそうですよ。

CMの撮影で使われたこともあるという雰囲気のいい店内で落ち着いてから、ゆっくり家に帰ることにしましょう。

住所
神戸市灘区水道筋5-3-3

営業時間
8:30~20:00(L.O. 19:30)

定休日
なし

所要時間
1時間ほど

◆関連リンク
喫茶ドニエ – 公式Instagram
喫茶ドニエ – 食べログ


いかがでしたか?今回は『水道筋商店街でグルメ探訪コース』をご紹介しました!他にも神戸のおでかけ・観光情報をまとめているので、ぜひ見てみてくださいね。

 

この記事を書いた人

やよい

「推し」のライブによく出没します。

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