130年ほど前「和田岬」に開かれた『日本初の施設』が何か知ってる?わずか数か月だけ存在【神戸クイズ】

【神戸クイズ】のコーナーでは、2016年まで神戸商工会議所が実施していた「神戸学検定」の問題を紹介していきます!

記事をチェックすれば、神戸のことを今よりもっと知ることができるかも?それでは今回のクイズをどうぞ。

 問題 
1890年(明治23年)、和田岬に遊園地「和楽園」が建設され、その7年後、同じ場所に開設された施設は?

①植物園
②動物園
③水族館
④美術館

 

正解は......

 ③水族館  です! 

問題提供:神戸商工会議所 第10回 神戸学検定 初級 問11(平成28年)

 解説  和田岬水族館

明治28年(1895)、第4回内国勧業博覧会が京都で開かれたとき、神戸市もこれに協力し、博覧会附属の施設として、和田岬の遊園地「和楽園」に「和田岬水族放養場」を開設しました。あのラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も観覧し、水槽を泳ぐ魚について文章を残しています。博覧会が終わったのち、水族放養場は保存することになります。

明治30年(1897)、第2回大日本水産博覧会が神戸で開催されました。神戸市は「和田岬水族放養場」を充実させ、本格的な水族館を開設しました。この「和田岬水族館」が日本最初の水族館と言われています。

博覧会終了後、水族館は湊川神社の境内に移され、「楠公さんの水族館」として明治35年(1902)から明治43年(1910)閉館まで約8年間、市民に親しまれました。

この後、昭和5年(1930)に神戸海港博覧会が開催されたとき、神戸市水産会が「湊川水族館」を開設、昭和18年(1943)末まで存続していました。

そして、昭和32年(1957)に「須磨水族館」が誕生し、昭和62年(1987)に神戸開港120年を記念して「須磨海浜水族園」としてリニューアルしました。「須磨海浜水族園」は令和5年(2023)5月31日に閉園し、令和6年(2024)6月1日に「神戸須磨シーワールド」として新たな一歩を踏み出しました。

 

解説文に出てくる「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)」は「耳なし芳一」「雪女」 などの怪談で知られる明治の文豪。ギリシャに生まれ、1894年には神戸に転居しました。現在放送中のNHK朝ドラ「ばけばけ」で、主人公の夫のモデルとなった人物ですね。

和田岬に「水族館」があったのは第2回大日本水産博覧会の開催中だけなので、数か月と短めだったようです。

みなさんはもうご存知でしたか?ぜひコメント欄で教えてください。「神戸クイズ」のコーナーでは、今後も神戸にまつわる豆知識を紹介していきます!

 

この記事を書いた人

やよい

「推し」のライブによく出没します。

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。