
2027年秋に全国の劇場で公開される映画『モネ 時の海を渡った絵』は、モネの名画「睡蓮」と「神戸」の縁をテーマにした物語です。
東映と、神戸を拠点とする映像製作会社「ミナトスタジオ」がタッグを組み、神戸市内でも撮影されました。
2016年に所在不明だった1枚の絵がフランスで見つかり、大きな話題に。川崎造船所(現在の川崎重工業)と神戸新聞社の初代社長を務めた実業家・松方幸次郎さんが収集し、東京都にある「国立西洋美術館」の礎にもなった、クロード・モネの連作「睡蓮」の1枚だったそうで、1枚の絵をめぐる、神戸と人々の縁を描く物語です。
気になるあらすじは、こんな感じ。
舞台は2016年、神戸。生真面目な性格から造船所で若くして主任という立場になるも、かつて描いた夢を叶えられず淡々と日々を過ごす青年・園部はある日、造船所の先輩にあたる老人の豊島から一枚の写真を手渡される。
古びて何が写っているかもわからないその写真は遠い昔、造船所の初代社長、松方幸次郎から豊島に託されたものだった。
園部は豊島の孫にあたる華子と共にその写真の謎を追ううちに、松方幸次郎が蒐集した美術品、松方コレクションの知られざるエピソードを紐解いていくことになるが…。
映画では、国立西洋美術館のルーツになった「松方コレクション」の知られざるエピソードをもとに、松方幸次郎、そしてクロード・モネの時代から今を生きる若者の「夢」につながる物語が描かれるんだそう。

主人公は、造船所で働く青年 園部龍(そのべ・りゅう)。
演じるのは「おっさんずラブ」シリーズやNetflix「ガス人間」など幅広い役柄をこなす、俳優の林遣都さん。
林遣都さんは滋賀県出身とのことで、関西弁も聞けるのでしょうか。

園部と出会い、少しずつ心を通わせていくヒロインの杉山華子(すぎやま・はなこ)役は、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」での熱演が記憶に新しい、俳優の上白石萌音さんです。
監督は「カムカムエヴリバディ」のほか、阪神・淡路大震災の年に生まれた女性の心の葛藤と成長を描く映画「港に灯がともる」なども手がけた、安達もじりさん。
本作にも「カムカム」のスタッフ達が集結したそうで、「カムカム」の劇中曲やメインテーマなどを作曲・プロデュースした金子隆博さんが音楽を担当しています。
脚本は、阪神・淡路大震災の中で被災者の心に寄り添った精神科医・安克昌さんをモデルにした映画「心の傷を癒すということ」などを手がけた桑原亮子さんが担当します。

川崎重工業 神戸工場
画像:川崎商事公式サイトより
神戸新聞によると、この映画は川崎重工業が今年、創業130周年を迎えることから、記念して製作された映画なんだそう。
映画は今年3月末~6月にかけて、主に神戸で撮影されたそうです。
東映の発表によれば、神戸市中央区にある「川崎重工神戸工場」でも撮影されたのだとか。

画像右:神戸女学院公式サイトより
現時点では予告映像などは公開されていませんが、キービジュアルが公開されています。
こちらも実は西宮市です。林さんと上白石さんが立つこの場所は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した「神戸女学院」の渡り廊下で、安達監督が演出を務めた朝ドラ「べっぴんさん」などのロケ地にもなっています。
今後、続報が発表されたら、予告などで神戸の知っている景色が色々登場するかもしれませんね。
出演する林さんと上白石さんは、撮影にあたり川重神戸工場の見学もしたそうで、林さんは「工場の中を見学させていただき、想像以上のスケールの大きさに圧倒されました」とコメント。「たくさんの方の情熱が詰まっているので、しっかりとその想いを届け、皆さんの心にも残るように僕も心を込めました」と綴っています。
上白石さんも「私はモネの絵が大好きで、劇中のセリフにもたくさんの共感があります。ロケ地の神戸は街並みも、空気も、地元の方々も素敵で、ずっといたいと思える場所でした」とコメントしていました。
神戸のどこで撮影されたのか、そこも注目しながら観てみたい映画ですね。公開は2027年10月15日の予定です。
神戸を舞台にした映像作品については、こちらの記事でも紹介しています。
◆関連リンク
・映画『モネ 時の海を渡った絵』 – 公式サイト
















































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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