昨年2020年は「CBD元年」とも言われ、大手ECサイトなどでも手軽に購入ができるようになりました。
有名なファッションモデルが自身のYouTubeチャンネルで紹介していることも増え、健康や美容に興味のある人は一度は聞いたことのある言葉になってきています。
とはいえ、あまりなじみがない成分なだけにまだ使ったことのない人も多いようなので、「CBDがどう身体に良いと言われているのか」について詳しく聞いてみました。
INDEX
● CBDってどんな成分なの?
● CBDって大麻なの?
● アスリートも安心してCBDを使える時代に
体内の「カンナビノイド」が加齢によって減少すると様々な症状が表面化してきます。
そのカンナビノイドを補ってくれるのがこの「CBD」という成分。
身体に元々備わっている機能の状態を保つために「CBD」という成分が働いてくれるようです。
カンナビノイドが身体の中でどんな役割をしているの?という人のために身体のメカニズムについて簡単にご説明します。
暑い部屋に居ると人間の身体にはどんな変化が起こるでしょう?
A. 汗をかく
これは、身体が体温を保つために体内の熱を放出しようとして汗をかきます。この汗をかく様に指示を出しているのが、ECS(エンド・カンナビノイド・システム)と言われる司令部的な存在です。
体内バランスを保つための指示出しをしています。
司令部が出した指示を受容体と言われる関係部署に伝えに行く伝達役が「カンナビノイド」です。
カンナビノイドが伝えた指示によって関係部署(受容体)が作動し、汗が出てくるわけです。
これは、体温調整に限ったことではありません。食欲・痛み・免疫や感情の調整など「身体や心のバランスを保つ役割をしている」のがECSであり、カンナビノイドなのです。
CBD製品を検索してみると「大麻由来」という言葉が出てきます。「大麻って大丈夫なの?」そう不安な気持ちになる人が少なくないでしょう。
今回は、CBDオイルを製造している『MY BEST CBD™』に、詳しく聞いてみます。
厚生労働省「第1回 大麻等の薬物対策のあり方検討会 令和3年1月20日」
実際に大麻草という植物の中で「種子」と「成熟した茎」はTHCが検出されないので日本でも規制されてはいません。
ただ、20年以上前にできた「大麻取締法」の中には、「樹液」に関する規制の定義が定められていないなど不明瞭さがあることもあり、今年の1月に厚生労働省で見直しの動きがありました。
『MY BEST CBD™』製品の販売元「合資会社 FRONTIER(フロンティア)」でCEOを務める野村啓輝(のむら ひろあき)さんは、昔ひどいアトピーに悩まされていました。
CBDの存在は以前から知ってはいたみたいですが、「大麻由来」ということになんとなく抵抗があったそう。子供への遺伝も心配だったので、親として安心して与えられるCBDを追い求めた結果『オレンジCBD』でも同じ分子構造のCBDが製造できるというところにたどり着きました。
アトピーなどの健康面はもちろんですが、今後「美容面」でも活躍が期待されているCBD。女性向けの美容商品も今後販売予定とのことなので、より幅広い方からの注目が集まりそうです。
試合前に風邪薬も飲めないほど身体に取り入れるものに対して気を使わなくてはならないアスリート。
陸上短距離の藤光 謙司選手は『MY BEST CBD』のCBDオイル愛用者のひとり。2017年 ロンドンオリンピックの男子4×100mリレーで史上初のメダルを獲得した感動の試合は記憶に新しい人も多いのでは。
「睡眠の質や炎症を抑えるようなアイテムが必要」と感じていたそうで、オレンジCBDは安心して取り入れることができた様です。
オレンジCBDという安心感から、アスリートだけでなく『MY BEST CBD™』のCBDオイルを使った商品展開を目指しているメーカーもあります。
ケイ素製品メーカーの株式会社リンクス(lynx)では、オレンジCBDのOEM商品として『ORANGE plus』が販売されています。
スーパーで見かける「カルシウム配合」のお菓子みたいに、CBDが形を変えてもっと手軽に取り入れられる未来もそう遠くはないのかもしれません。
CBDビールやCBDワインといった製品も出ています。ビールは日本国内のクラフトビールメーカーが作っていて、通販でも買えますよ。