※画像:日本スケート連盟Twitterより
北京オリンピックのフィギュアスケートで、神戸出身の坂本花織選手が個人で「銅メダル」に輝きました。
日本の女子フィギュアでは、2010年のバンクーバー五輪の「浅田真央さん」以来、12年ぶりの快挙です。
神戸で生まれ育った坂本選手は、赤ちゃんの時の手形が、地下鉄海岸線「新長田駅」の改札近くに飾られてます。
「出口1」の階段を下りたところで、画像の奥右手が改札。
東京オリンピックで金メダルだった柔道の「阿部詩」選手と同い年で、場所は違いますが、同じように海岸線の開業記念の手形募集に応募したんですね。
一番上の段の、真ん中あたりが坂本選手。
手が届きにくい高さではありますが、見上げたら読めると思います。
坂本選手は4月生まれで、7月生まれの阿部選手より少しだけお姉さん。2人に面識があるのか気になるところです。
親御さんの願い通りすくすく育って、オリンピックメダリストに。日本中に喜びと感動を運んでくれました。
坂本選手の母校のひとつが、長田区にある「神戸野田高等学校」。
神戸市長田区海運町6-1-7
国道2号線の海側で、「鷹取教会」のすぐ横です。
垂れ幕でオリンピックの出場を祝ってます。今後、銅メダル獲得おめでとうバージョンに変えるという話もあるようです。
特進コースに「スポーツ系列」という選択肢のあるこの高校、坂本選手が入学したことをきっかけに、「フィギュアスケート部」を作ったそう。
アスリートとして世界を飛び回っていると、なかなか学校となじみにくそうなイメージがありますが、学校では「部活」として仲間と一緒に過ごせたり、他のスポーツに力を注ぐクラスメイトに囲まれて充実した学生生活を過ごしていたんじゃないでしょうか。
文化祭の時は、坂本選手のシューズなどを教室で展示したりもしていたみたい。
ちなみに、今は神戸学院大学に在学中、練習拠点はポーアイのスポーツセンターです。
メダリストとしての記者会見の映像などが、公開されてます。
「実感がちょっとずつ湧いてきて、今でもすごくうれしい気持ちは(メダルが)決まった瞬間から変わらずあり続けていて、本当にここまでよく頑張ったなってすごく良く思いました。」
オリンピックのために、ここ数か月いつも以上にガマンと努力を続けてきた坂本選手。今食べたいコトとやりたいコトを聞かれると…
「食べたいものは、レバーと砂肝です。あとユニバに行きたいな~というのはすごくあります。」
今後に向けては…
「4年後は25歳だと思うんですけど、全然まだまだ跳べそうだなと思って、もちろん4年後のミラノも目指していきたいなと思っているし、帰ってから大技の練習も含めてしっかりしていきたいと思う」
と、次の五輪への意欲もすでに。4回転への挑戦の必要性も感じていて「4回転をやるならトゥループか、ループか…」とも。
早くも4年後が、楽しみです。
◆関連リンク
・公益財団法人日本スケート連盟 – twitter
・神戸野田高等学校 – 公式サイト
4年前、初めてのオリンピック出場から応援しています。ケレン味無く伸び伸びと
滑る姿に感動を覚えます。どうかそのまま真っすぐに雄大にフィギアスケーターとして成長してください