新スポーツ、武術系フリースタイルアクロバット「トリッキング」の世界大会が行われ、灘区の原田中学校2年『岩本将成(14)』さんが優勝したそうです。
トリッキングとは
世界中で競技者が急増している新しいスポーツ。空手、カポエラ、テコンドーなどの武道の動きに、体操やダンスなどの動きを融合し、発展してできました。トリッキングバトルでは蹴りや宙返りなどの難度や完成度、技と技のつなぎの滑らかさ、オリジナリティなどを総合的にジャッジし勝敗を決めます。実際に相手を蹴ることはなく、技を見せ合う安全で平和的なスポーツです。
2018年12月21~23日、オランダで開催された世界最大のトリッキングバトルの世界大会「Hooked Gathering 2018(フックドギャザリング2018)」。岩本将成(14)さんは大人に混じって参戦し、世界チャンピオンに輝いたとのこと。
大会の動画はこちらです。
優勝が発表された際に、岩本さんが担がれて胴上げされた時の様子です。外国で開催されるだけあって、優勝するとめっちゃリスペクトされています。
岩本さんは神戸市灘区在住の原田中学校2年生で、神戸トリッキングスタジオ「タンドラ」で毎日練習に励んでいるそうで、強みは「ひねり」や「蹴り技」、「バリエーション」等全てできるオールラウンダーなところです。
岩本さんもすごいですが、近くにそんなスタジオがあったんだぁー。
ちなみに原田中学校の場所はこちら↓↓
神戸市灘区船寺通2-4-1
中でも特に得意なのは、「ひねり」。大人を含む世界の中で、岩本さんにしかできない技があり、中でも世界を驚愕させたのは、4回ひねりを3つの異なる入り方から成功させ、「ひねり王子が神戸にも!?」と今世界のトリッキング選手の中で1番注目を集めています。
動画を見ても、体をひねっている時のラインがとてもキレイで、力技ではない技の美しさがるように思います。
別のオーストラリアでの大会でも優勝したそうで、世界トップレベルで活躍しているようです。
◆関連リンク
・一般社団法人日本トリッキング協会 – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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