「灘五郷」の酒蔵で、毎年恒例の「蔵開き」が1月19日(土)から順次開催されるそうです。
「蔵開き」は、毎年1月下旬から4月上旬にかけて開催されるイベントとなってまして、各酒蔵が敷地を開放し、冬場に仕込まれたできたての新酒を振る舞うほか、普段立ち入ることができない酒蔵が見学できるなど、日本酒に親しむ絶好の機会となっています。
美味しい新酒を味わいに行きましょう!
灘五郷は、『神戸市の西郷・御影郷・魚崎郷』と『西宮市の西宮郷・今津郷』の5つの郷の総称で、酒造りに最適の「宮水」が湧き出るほか、酒造用原材料米の最高峰といわれる「山田錦」の産地も近いことから、「日本一の酒どころ」として栄え、現在は、27の清酒・みりんを製造する蔵元があり、全国の約25%に相当する量の日本酒がこの一帯で製造されています。
日本酒は季節を問わず造ることができますが、秋に収穫したお米を気温の低い冬場に仕込むことで、雑菌の繁殖を抑えることができ、醪(もろみ)の温度を制御しやすいことから、できあがる日本酒も良質なものとなります。
江戸時代の灘五郷の酒蔵では、この時期に集中して醸造し、お酒の質を向上させることで、市場の拡大を図り、現在の日本一の酒どころ「灘五郷」の地位を確立しました。
◆関連リンク
・灘五郷酒造組合 – 公式サイト
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