ダメージケアとデザインカラーを両立させるヘアケアテクニック Lui(リュイ)中西 都史美

神戸の美容師さんの魅力を発信するウェブサイト「カミスタ」。そこから、気になるスタイリストをピックアップして、神戸ジャーナルで紹介していきます。


Kamista – あなたと神戸の美容師さんを繋げるマッチングサイト・神スタ

今回は、JR元町駅から少し山側に行った所にある「Lui(リュイ)」の中西 都史美さんです。

中西 都史美 toshimi nakanishi
サロン:Lui(リュイ)


神戸市中央区下山手通4-10-17

ブリーチやカラーリングを重ねてダメージが残っている髪をいたわりたい…でも、やっぱり、カラーリングで遊びたい!そんな葛藤で揺れている方も多いのではないでしょうか?

ダメージが気になる髪でも、安心してカラーリングを楽しむ方法はあります。そんなダメージレスの施術にこだわりを持つ美容師さんです。

Interview:お客様のお悩みにじっくり付き合う。それが私が目指す美容師のあり方

心躍るデザイン、髪に輝きを与えるケアが人気の「Lui(リュイ)」。スタイリストの中西さんは、美容メーカーがヒントを聞きにやってくるほど、薬剤やケアへの知識が豊富です。

技術も美容知識も、つねに研究を怠らない中西さんが考える美容師の仕事とは?

“なりたい”を叶えるのが美容師。だからカウンセリングを重視

中西さんが美容師を目指すきっかけとなったのは、小学校5年生でのサロン体験。母親に切ってもらうのとはまったく違う仕上がりに衝撃を受け、漠然と持っていた美容師への憧れは、“美容師になる”という明確な目標に変わりました。

中西さん
美容師の仕事って、お客様の“なりたい”を叶えることだと思うんです。それを導き出すためにはカウンセリングが大切。常連のお客様は早い方で5~10分、新規のお客様には30分かけることもあります。新規のお客様は言い方を変えると、前の美容室に何かしたら不満を持っていた方。WEBやヘアカタログを見て「おまかせ」とオーダーしていただいたとしても、要望が明確に見えない時は施術をせず、とことん時間をかけて聞き出していきます。

可愛いのか、カッコいいのか。ブリーチをしていいのか、したくないのか。どこまで切りたいのか、切りたくないのか…「坊主にしてしまってもいいんですか?」と、時には極端な質問までもして、お客様の悩みや望むスタイルにアプローチしていきます。

そこには、お客様の悩みを解決したいという中西さんのひたむきな気持ちがあります。

中西さん
どんなスタイルがしたいのか、わからなくなってるお客様もいます。それをきちんと整理して、デザインを提案して、叶えていくのが美容師の仕事です。

ダメージレスをとことん追求

中西さんがカウンセリングと同様に力を入れているのが、ダメージレスの施術とヘアケアです。

頭皮の刺激を軽減させるため、根元を絶妙な感覚で外す塗布テクニック、ナノスチームの活用、ヘアケア剤の厳選と、新しい技術や知識を追求し続けています。

中西さん
強い薬を使えば短時間でしっかり色が入るけれど、髪が傷んでしまっては仕方ありません。ダメージの少ない薬剤、施術方法、トリートメントなどを使って、髪の質をよくするケアを心掛けています。

Luiで主に使用しているシャンプー&トリートメントは、一人ひとりの髪質にあったものをセレクトしていくオーダーメイド式です。

中西さん
私も施術を受けて効果を実感したので、2ヶ月かけて理論と技術を学んで導入しました。カラーやパーマをしてもツヤツヤに仕上がりますよ。ご自宅のケアで使っていただいているお客様もいますが、1ヶ月でみるみる髪質が変わりました。デザインだけでなく、髪質の悩みがある方も相談してほしいですね。きっと改善できます。

お客様との距離が近いサロンで働くということ

Luiで働き出して1年半。Luiはスタイリスト3名、アシスタント1名の少数精鋭のため、お客様との距離も近くなり、お客様とのコミュニケーションも変わったそうです。

中西さん
お客様とより親密になれた気がします。前の店からご指名いただいているお客様もいらっしゃいますが、今までは聞かせていただけなかったご自身のお話をしてくださるようになるなど、変化がありました。いい関係が築けていると感じられて、すごくうれしいです!

次のページでは、体験レポートをお届けします。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。