神戸を火災から守るインド出身の神戸人。消防団員「ラジャさん」の神戸愛がハンパない。

ラジャ2
みなさん、消防団の活動を知っていますか?学校とか会社に仕事に行っているとなかなかピンとこない人もいるかと思います。


消防団ってのは、普段は別の普通の仕事をしながら、担当する地域に火事などが発生すれば、出動命令がでて現場に急行します。つまり身近な消防士といったところでしょうか。


火事などの時は、消防署の人も一緒になって活動しているので、判断がつかないと思いますが、わかりやすい所で言うと、冬の火事が発生しやすい時期に「夜警」(火の用心!って言いながら啓発・予防運動をしながらパトロール)とかを中心となってされているのが消防団です。


そんな消防団で日々活動しているのが、神戸市中央消防団第5分団に所属する


ラジャ・ガデーブ・デワン


さんです。インド出身の神戸人です。動画はコチラです↓↓


ラジャ3
動画の解説をしますと、ラジャさんは、1988年に来日して、日本人女性と結婚。2007年に日本国籍を取得しています。仕事は、以前リニューアルオープンしたという記事を書きましたが、北野にある『ガネーシャガル』ってインドカレーのお店を経営しています。


場所はココ↓↓





全然関係ないですが、前の3人が家族だと思われます。後ろの人も親しい人だとは思われますが、めっちゃ迫力があります!気になり過ぎます!


ラジャ4
お店に消防団の制服を常備されているそうで、お店の営業時間に出動命令があった時の様子です。ここでお店をして10年たつそうで、消防団に入ったのは2012年の夏なんだそうです。


自分たちの街「神戸」を守りたい


ってのがラジャさんの精神のようで、つまり、神戸で生活をして、神戸で仕事をして、神戸で子育てをして。だから自分たちで守るということだと思います。そらから、神戸は国際都市というだけあって近所にも沢山の日本語が話せない外国出身の人が多くいます。そんな人にも頼りにされているそうです。

 
今となっては、分業というか、火事になれば消防に電話してってのはもちろんですが、あとはどうすることもできなかったりしますが、こういった消防団の方々が初期消火だったり消防署の人の後方支援なんかをしているワケです。


消防団のすべての人に感謝です。


ちなみに中央区の消防団ですが、 神戸市中央消防署に本部を置いてまして、第1分団から第10分団まで、合計170名の団員が活躍しているそうです。所轄エリアは、三ノ宮・元町の繁華街・ビジネス街の高層建物や地下街、また観光スポットで言うと、神戸ハーバーランド・南京町・旧居留地・異人館の北野町・布引ハーブ園等、結構広いエリアです。


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ハンター坂の上のほうにある『ガネーシャガル』ってインドカレー屋さんがリニューアルオープンしてる。(2014年07月25日)

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この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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