神戸市がふるさと納税の返礼品に「空き家・空き地の草刈り」補助を追加予定。押し切る独自路線!?

空き地
ふるさと納税で苦戦中の神戸市ですが、来年度から「空き家・空き地の草刈り」を返礼品目に追加するそうです。


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返礼品で「空き家・空き地の草刈り」はどうもピンときませんが、神戸市に「ふるさと納税」として3万円を寄付すると、神戸市内の空き家・空き地の草刈り費用を1万円補助するというものです。


仕組みとしては、「神戸市シルバー人材センター」への草刈り委託料から1万円を補助するということのようです。広さなどによって違いはありますが、「神戸市シルバー人材センター」への委託料は1人1日作業でおよそ3万円。


他の自治体も同じかもしれませんが、神戸市には問題がある空き家・空き地が多くあって、周辺に悪影響があった場合に、指導などを行い、場合によって名前などを公表できる条例が定められています。


使われ方を整理しておきます、、、


・神戸市に空き地を所有する市外の人が、神戸市に3万円をふるさと納税として寄付する。(実質負担の範囲内であれば、実質2,000円の自己負担のみ)
・「神戸市シルバー人材センター」に神戸市に所有する空き地の「空き家・空き地の草刈り」を3万円で依頼する。
・神戸市から1万円補助を返礼品として受け取る。


ということで、神戸市に空き地を所有する市外の人が、「神戸市シルバー人材センター」に直接依頼すると、おおよそ3万円かかる「空き家・空き地の草刈り」が、「ふるさと納税」をすることによって5万円でできました!

ということで、神戸市に空き地を所有する市外の人が、「神戸市シルバー人材センター」に直接依頼すると、おおよそ3万円かかる「空き家・空き地の草刈り」が、「ふるさと納税」をすることによって、実質負担が2.2万円でできるという計算?合ってる?


ということになります。 


問題のある空き家・空き地があって神戸市が指導したりしているわけですが、問題を放置している空き家・空き地の所有者が、この仕組みを利用するのかどうか。。。。
 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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2 件のコメントコメントを残す
  • 神戸ジャーナル

    >ウオさん
    ご指摘ありがとうございます!記事を修正しました。

    2017年2月7日11:38 PM 返信する
  • ウオ

    この記事の例は、所得税と住民税が合計28,000円控除されることについて考慮されていないと思います。

    2017年2月7日12:24 AM 返信する