
たまたま出会った驚きの絶景

まさかこの道を右折した先に、こんな「心が震える」絶景スポットがあっただなんて…!

先ほどの場所で右折し、しばらく進むと坂道が現れます。
今回は、たまたま立ち寄っただけなのに驚きの絶景に出会ってしまった、知る人ぞ知る穴場スポットをご紹介します。

坂道をあがった先には美しい集落が!
その場所とは——神戸市と三木市のちょうど境目あたりにある「南僧尾」!

こ、この景色はまさに…

今やインバウンドが押し寄せる、北海道の丘のまち・美瑛みたいやん!!!
いや、「日本昔ばなし版・美瑛」やーーーーん!
まるで「日本昔ばなし版・美瑛」!?

2022年に筆者が撮影した北海道の美瑛
こちらは北海道の美瑛。え?スケールが全然違うって?
確かにスケールでいえば、美瑛の広大さには及ばないかもしれません。

しかし!ここ南僧尾には、古き良き日本の農村の原風景がそのまま残っているのです!
写真では伝わりづらいかもしれませんが、実際は見渡す限りなだらかな丘が連なる「丘のまち」。地形の起伏や空の広がりは、ぜひ現地で体感してほしい美しさです!

なだらかな丘に田んぼと畑が溶け込むように広がり、遠くには穏やかな山なみ。まるで映画のセットの中に迷い込んだかのような、静かで不思議な時間がここには流れています。
(これがセットだとしたら、間違いなくそれはハリウッド映画。笑)

「え、今って令和だよね?」
そんな気分になる、まさに時が止まったような場所。この土地に入った瞬間、なんだかタイムスリップしたような不思議な感覚になりました。「非日常」を味わってみたい方に特におすすめ!
室町時代の建物、日本最古級の舞台…実は文化財の宝庫!

茅葺き屋根は最近修繕されたのでめっちゃキレイ! ただの「絶景」では終わらないのが南僧尾のすごいところ。
この集落には、なんと室町時代後期に建てられたと伝わる茅葺き屋根の「南僧尾観音堂」があり、すぐ隣の北僧尾には、現存する日本最古の農村歌舞伎舞台「北僧尾農村歌舞伎舞台」もあるんです!
歴史や文化に興味がある人にとっても、見どころ満載のエリアです。
駐車場情報

写真右手の南僧尾厳島神社の横に、大きめの駐車スペースがありました。車で訪れる方は、ここを利用されるとよいかもしれません。
一番おすすめの季節は…「秋」!

筆者が訪れたのは夏でしたが、地元の方いわく、「一番きれいなのは秋」とのこと。田畑が黄金色に染まる光景は、きっと息をのむ美しさ。
ただし!このあたりは農業が盛んな地域。秋はちょうど収穫の大忙しの時期です。訪れる際は、畑のあぜ道や農道には立ち入らず、農家さんのお仕事の邪魔にならないよう、十分にご配慮ください。
帰りに寄りたい!南僧尾周辺のおすすめスポット

南僧尾がある神戸市北区・淡河町には、立ち寄りたくなる魅力的なグルメスポットもたくさんあります!
- 採れたて野菜が並ぶ【道の駅 淡河】
- 映画『るろうに剣心』のロケ地にもなった【本陣なな福】
- 行列が絶えない老舗の和菓子店【満月堂】
- 西区から移転してきた人気ベーカリー【dannapan】
- カジュアルに会席料理が楽しめる【ごはんやさん キモリ】
- 開店前から行列ができるモチモチのベーグル【はなとね】
- 昭和レトロな純喫茶【カランコロン】
※記事内の価格や情報は取材時点のものです。最新情報は各店舗の公式サイト等でご確認ください。
自然と歴史、そしてグルメがぎゅっと詰まった淡河町——とってもおすすめのエリアです!秋のドライブがてら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【スポット名】 南僧尾厳島神社
【ジャンル】 神社
【住所】 神戸市北区淡河町南僧尾493
【定休日】 ー
【リンク】 ー
【駐車場】 なし
※紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。また、神戸市内の開店・閉店情報、イベント、街の変化など、情報を求めています。ぜひ情報提供をお願いします。
【取材・文】ともみん
神戸市北区の地域情報を中心に執筆し、不定期で投稿している神戸在住のライターです。
大学卒業後は、大阪・東京・アメリカ・カナダと移り住んだのち神戸へ帰神。やっぱり神戸が落ち着く。
国内の自然を巡るひとり旅にもハマり中で「ともみんタビ」というYoutubeチャンネルで旅Vlogも配信しています。
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そこを右折すると…!?心が震える絶景が待っていました。まるで時が止まったような丘の風景。