
「あんこなどが中に入った厚焼きで円形の和菓子」の呼び名について、地域差があることが知られています。今回冷凍食品などを手がけるニチレイフーズが全国約1万4000人を対象に調査。47都道府県の「勢力図」を発表しました。
調査は2種類を行ったそう。食品に関する調査は2025年10月10日~10月19日の期間に、全国の男女を対象にWebアンケートで実施。回答者数は14,057人でした。
「今川焼」に関するアンケートはニチレイフーズ公式サイトやSNS経由で10月8日~10月19日に実施し、回答者数は392人となっています。

調査では、円形の和菓子の写真を示して名前を尋ねる形式で回答してもらい、都道府県ごとに集計し、その都道府県で最も多く使われていた呼び方を分布図にまとめたのがこちら。
東日本では「今川焼」、西日本では「大判焼き」や「回転焼き」などが多かったんだそう。
今川焼きは8508票と約6割が選択。大判焼きは7309票、回転焼きが3646票と続きました。
気になる兵庫県はピンク色になっていて「地元になじんだ固有のブランド名」となっていました。
兵庫県のみでトップで、全国での総得票数は1500票だったんだとか。

ニチレイの今川焼を食べている人に聞いた「今後食べたい味ランキング」では、トップがオーソドックスな「あずきあん」。
次いで「カスタードクリーム」「クリームチーズ」「宇治抹茶あん」「生チョコ」などが挙がったみたい。

普段最もする食べ方を尋ねたところ、6割近くが「そのまま電子レンジで温めて食べる」と回答。
アレンジをしている人も多いようで「電子レンジで温めてさらにオーブントースターで温めて食べる」という例のほか、バターやアイス、クリームをのせたりして食べる人も居るそうです。
兵庫県における「地元になじんだ固有のブランド名」は、調査結果では明言されていませんでしたが、この形状で兵庫県民になじみ深いといえば「御座候(ござそうろう)」でしょうか。
御座候は全国に80店ほど展開していますが、本社は姫路市。本社工場の隣には、庭園とレストランを一体化させた、”あずき”がテーマの「御座候あずきミュージアム」も運営しています。製あん見学や調理体験などもできるので、興味を持った人はぜひ足を運んでみてください。
◆関連リンク
・御座候 – 公式サイト











































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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