日本で唯一『ホテルに建つ灯台』が一般公開されるみたい。神戸メリケンパークオリエンタルホテル

神戸メリケンパークオリエンタルホテルの最上階にある、日本で唯一の『ホテルに建つ灯台』が一般公開されます。

神戸市中央区波止場町5-6

公開される日は、2022年11月1日（火）の灯台記念日。海上保安庁から正式に認可を受け、神戸港を見守り続けてきた灯台です。

この灯台が設置されたのは1964年。旧オリエンタルホテルが移転した際「港町・神戸のシンボルに」と、日本で初めてホテルの屋上に作られました。

1995年1月17日の阪神淡路大震災で旧オリエンタルホテルは被災し、営業停止をやむなくされましたが、同年7月に開業が決まっていた神戸メリケンパークオリエンタルホテルへの継承が決定。

1995年7月7日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルのオープニングレセプションの日、午後7時7分に777発の花火とともに灯台は点灯を再開しました。

その日から灯台は、1日も休むことなく神戸港を行き交う船の安全を見守り続けているそうです。

旧オリエンタルホテルから受け継いだ「昭和天皇の歌碑」も、灯台とともにホテル14階南側バルコニーに設置されています。

1956年に昭和天皇が、旧オリエンタルホテルの屋上から、神戸みなと祭・海上提灯行列の夜景をご覧になられた印象を、翌年の宮中歌会始の儀に「灯」のお題のもとに詠まれた歌です。

日時
2022年11月1日（火）15:00～17:00
※予約不要
※雨天時決行、荒天時中止
※状況により、公開中止させていただく場合がございます。最新情報につきましては随時ホテル公式サイトから

場所
館内当ホテル14階 バルコニー

参加費
無料

問い合わせ
TEL：078-325-8111（ホテル代表）

灯台記念日にちなんで、「旧和田岬灯台」も一般公開されます。11月には相楽園にある「船屋形」も公開予定です。歴史を感じにいかがでしょうか？

相楽園『船屋形』＆須磨『旧和田岬灯台』の内部が「一般公開」されるみたい。普段は見られない文化財

2022年10月8日

◆関連リンク
・神戸メリケンパークオリエンタルホテル – 公式サイト