兵庫県下、インフルエンザが流行期に。3年ぶりでコロナと同時流行を警戒

兵庫県が、インフルエンザが流行期に入ったと発表しました。

兵庫県内の2022年第52週(12月26日から1月1日)におけるインフルエンザの定点医療機関(県内約200か所)あたりの報告数(速報値)が 1.27(報告数は253人)となり、流行の目安となる1を超えたそうです。

流行の目安1定点あたりの報告数が1 週間で1以上の場合
注意報レベル1定点あたりの報告数が1週間で10以上の場合
警報レベル1定点あたりの報告数が1週間で30以上の場合
なお、警報レベルを超えた後は10 以下になるまで、警報レベルが継続。

※報告数:各定点医療機関において当該期間に受診したインフルエンザ患者の人数。

全国と比べ1週間遅い流行開始となります。

また、全国の2022年第51週(前週)におけるインフルエンザの定点医療機関(全国約5,000か所)あたりの報告数は、1.24(報告数は6,103人)です。

県内の流行状況の比較(過去5年間)

2020-21(令和2年度)、2021-22(令和3年度)シーズンの流行は見られず、2019-20(令和元年度)シーズン以来の流行入りとなっています。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大での接触自粛などにより、令和2~3年度については、インフルエンザの発生はかなり少なかったので、免疫がある人が例年に比べて少ない可能性もあるとのことです。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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