地下鉄西神・山手線『三宮駅』に可動式ホーム柵ができたので見てきました。
設置の背景ですが、2016年くらいに視覚障害者が駅のホームから転落する事故が相次ぎまして、その後、国土交通省が1日10万人「利用」する駅は、原則2020年度までにホームドアを設置する方針を決めました。その後、各鉄道事業者が対応をしているという状況です。
地下鉄西神・山手線『三宮駅』は公表されているデータを見ますと、平成28年度で60,578人の「乗車」人数です。正確な見方の記載はありませんでしたが、「乗車」人数を倍にして、121,156人程度が利用していると考えた場合、10万人を超えていることになります。
2018年3月3日(土)から使用が開始されるということで、まだ開きっぱなしです。ホーム自体が広いのであまり圧迫感はありません。
電車がない時に、人がホームへ落ちるのを防ぐという役目もありますが、電車がある時も、ギリギリ歩いてモノを落とすということも無くなるでしょう。
ちなみに、阪急「神戸三宮駅」も公表データを見ると10万人を超えていますので、今後ホームドアを設置するそうです。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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