神戸市が、ワクチン集団接種会場でキャンセルによって余ったワクチンを、介護職員などへの接種に活用するそうです。
福祉サービス事業所のケアマネジャー・保育所の職員・特別支援学校の教職員といった、感染防護対策が難しい要支援者と対面する職種が、接種の対象となっています。
これまでは、5月10日~24日の間で182回キャンセルが発生し、看護師・薬剤師などの会場スタッフのうち、ワクチン接種が終わっていない人を対象に、接種が行われていました。
今回は、会場内で接種を希望するスタッフがいない場合に、待機する対象者に電話連絡をして、接種を行う流れです。
2回目の接種については、原則、接種した日から3週間後に大規模接種会場(ハーバーセンタービル)で実施されます。
接種候補者
対象者数:約17,000人
・福祉サービス事業所の職員(ケアマネジャーなど)
・認定こども園/保育所(市立・私立)等に勤務する職員
・特別支援学校/幼稚園(市立・私立)等に勤務する教職
会場スタッフへの1回目の接種が終了することから、実施される措置となりました。対象者が見つからない場合は、近隣の区役所の市職員にも、接種の連絡が来るようです。
神戸ジャーナル 編集部
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