4月1日から、三宮・ウォーターフロント(JR三ノ宮駅周辺~ハーバーランド)間で連節バス「Port Loop(ポートループ)」の運行を開始します。
また、「市バス普通区IC定期券」を使うと無料で『Port Loop(ポートループ)』に乗車することができるそうです。
一部のバス停には、デジタル看板に運行時刻表や運行系統図、バスのリアルタイムな運行状況が表示されます。
運行概要
【開始】2021年4月1日
【運行事業者】神姫バス株式会社
【車両】連節バス2台(7月以降4台)
【運賃】大人210円・小児110円・1日乗車券500円
【運行間隔】約30分(7月以降、約20分)
【所要時間】約50~60分/周
運行ダイヤ 詳しくはこちら
平日(19便)8:52~21:20運行
土日祝(21便)8:25~22:05運行
運行開始に合わせた「待合空間の整備」として、「ポートタワー前バス停」には、中突堤中央ビルの壁面を利用して、ポートタワー等を模したモンスターのミューラルアート(壁画)制作を行います。神戸芸術工科大学の廣中准教授と協働するそうです。
今後は、テーブルや椅子を設置して、魅力的な滞留空間を作る予定とのこと。
また、4月1日からの運行開始に先駆けて、乗車体験ができる「プレ運行」が実施されます。沿線施設で1日乗車券の提示をすれば、割引やプレゼントなどの特典があるそうです。
プレ運行
【日時】2021年3月20日(土)・21日(日)
【運賃】大人210円/小児110円/1日乗車券500円
【運行時間】8:25~22:05(休日ダイヤで運行)
「Port Loop」運行開始式典
連節バス「Port Loop」の運行開始を記念して、関係者による運行開始式典が開催されます。式典の後には試乗会があるそうです。
【日時】2021年3月28日(日)10:00~12:00
【会場】神戸ポートオアシス
4月1日から市バス「普通区IC定期券」の機能を拡げて、「Port Loop」を含む神姫バスの210円均一区間で利用できるようになります。バスの読取機にタッチして、そのまま乗ることができるそうです。追加料金はかかりません。
「シティー・ループ(これまでも運行していた緑の観光バス)」には、乗務員に提示することで、大人100円(小児50円)の割引料金(現金払い)で乗ることができます。今年4月1日~来年3月31日までの期間限定。
※「地下鉄との連絡定期券」も、「市バス普通区IC定期券」との組み合わせであれば、対象ですが、「敬老定期券」・「障害者定期券」は磁気定期券のみなので、対象外です。
「Port Loop」運行開始前の時間帯(7時台から9時台)については、三宮~新港町周辺への新たなバス路線(運賃:210円)の運行も開始されます。
新港第1突堤で、新たなオフィスや集客施設の移転・開業に伴った対応です。夕方(帰宅時)は、「Port Loop」が利用可能です。
「Port Loop」の運行が始まることで、ウォーターフロントまでより便利に行くことができるかなと思います。市バス「普通区IC定期券」をそのまま使えるのも嬉しいですね。
◆関連リンク
・連節バス「Port Loop(ポートループ)」 – 神戸市
路面電車無くさなくていいものを