✔︎『神戸ダイアリー』はじめました。 地元ライターがお散歩中に見つけた「美味しい」「楽しい」などありのままの日々をつづっています。『神戸ダイアリー』が、お出かけのきっかけになるかも。
JR三ノ宮駅から西へ5分ほど歩くと、三宮阪急西口商店街の高架下に『明洞お母さん』という韓国家庭料理のお店があります。
韓国出身のオモニ(韓国語で「お母さん」という意味)が、手作りで韓国の家庭料理を食べさせてくれるお店です。
以前は現在地より少しだけ東側で「明洞(みょんどん)」という屋号でお店を営まれていたそう。
・高架下に現れる韓国屋台
・手作りの韓国お惣菜
・オモニに会いに
高架下に現れる韓国屋台
高架下を歩いていると現れる韓国屋台風の『明洞お母さん』。オモニの笑顔にほっとしながら席につきます。
8席ほどの小さなカウンターには、手作りの韓国お惣菜が所狭しと並んでいて、どれも色鮮やか。
早速、食べたい料理を注文すると、オモニが楽しくお喋りしながら作ってくれます。
手作りの韓国お惣菜
韓国のり巻き(1本) 680円
巻きたての「韓国のり巻き」は、8種類の具材を使用して、韓国から取り寄せている「韓国海苔」で丁寧に巻かれています。
妹さんも韓国で飲食店を経営されていて、こだわりの食材は韓国から直接送ってもらっているそうです。
通常韓国では「のり巻き」にはお酢は使わないのですが、オモニの「韓国のり巻き」には風味付け程度にほんの少しお酢が。
仕上げには、たっぷりとゴマ油を海苔の周りに塗ります。食べやすい太さで巻かれているので、一口でぱくり。
色々な具材が使用されているので、口の中でさまざまな食感や味わいを楽しめます。
トッポッキ 750円
お鍋にコチュジャン(辛味噌)などと一緒に煮込んでくれます。
「トッポッキ」といえば甘いイメージがありましたが、『明洞お母さん』の「トッポッキ」は甘さ控えめで、辛さはしっかり。
お餅は柔らかくもちもちで、ゴマの香りが効いています。一緒に炊いてくれる「ゆで卵」も嬉しい。
ヤンニョンチキン 550円
「ヤンニョンチキン」は、揚げたチキンに絡める「ヤンニョムダレ」から手作り。
食べてみると、ふわふわ柔らかい!理由を聞いてみると、通常は衣を水でのばすところを、「牛乳」と混ぜるのが秘訣だそう。
甘さも丁度良く、ピリ辛なので、辛いのが苦手な人も食べられます。
韓国水冷麺 980円
暑い日には冷麺も。その場でおもむろに氷の塊をアイスピックで割り始め、氷と麺、トッピングを手際よく器に盛ってくれます。
『明洞お母さん』の麺は、素麺に少し弾力を足したような柔らかめの麺なので食べやすい。
味付けも、シンプルにトッピングと麺、お酢、冷麺のスープの味を堪能できます。
手作りのお惣菜は、ほとんどが1パック(80g前後)350円でテイクアウトすることができます。
お夕飯の1品やおつまみに、帰りに買っていく方もいるそうです。
試食させてもらった干し大根のキムチが美味しかったので、今日は1パックお願いすることに。
オモニに会いに
常連さんいわく『明洞お母さん』では、手作りの「韓国家庭料理」の味と、オモニの人柄に惹かれて訪れるお客さんが多いそう。
男性のお客さんだけではなく、仕事終わりに女性も一人で食べにくる姿が目立ちます。
ちょっと疲れた日は、オモニの作る「韓国家庭料理」を食べに高架下を訪れてみていかがでしょうか。
【店舗名】明洞(みょんどん)お母さん
【ジャンル】韓国家庭料理店
【住所】神戸市中央区北長狭通1-31-3 MAP
【電話番号】090-8987-3504
【営業時間】15:00~23:00
【定休日】日曜日
【リンク】公式サイト
【駐車場】なし
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はるな
暑さに弱い、九州産。六甲山から海の近くに毎日通っています。
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