神戸ピーポー No.8「脇浜 紀子(わきはま のりこ)」さん 元アナウンサーの大学教授

ライター:カオル

神戸に住んでいる人&活動する人を紹介する「神戸ピーポー」。今回は、神戸在住で京都産業大学の教授をしている、「脇浜 紀子(わきはま のりこ)」さんを紹介します。

脇浜さんは、大阪にある読売テレビ(10ch)のアナウンサーだった人。「ズームイン!朝」の「プロ野球イレコミ情報」で元阪神タイガースの川藤さんの相方を務めたりしていたので、見たことある!と思った方も多いかもしれません。

50歳で転職し、今は、京都産業大学で、現代社会学部 現代社会学科の教授をしています。

神戸生まれ神戸育ちで、「大阪」「京都」と職場は「神戸」ではありませんが、常に「神戸」に住み続ける生粋の「神戸ピーポー」です。

「神戸生まれのアナウンサー」というと、ええとこのお嬢様なんやろうなぁと勝手に想像していましたが、実は、「下町育ち」。

兵庫区 東山商店街の「串カツ」がおやつ替わりのソウルフードで、チャキチャキとしたしゃべり口調もそこで培われたのかもしれません。

カメラを向けると、反射的に正面を向くのは、20年以上務めたアナウンサー魂がなせるワザなんでしょうか。

しゃべりだしたらノンストップな雰囲気で、横にうっすら川藤さんがいるんじゃないかと錯覚します。

趣味は、スキューバダイビング。学生時代、沖縄で住み込みのバイトをしながらライセンスを取って以来、世界各地の海に1000回以上潜っているそう。

そんなわけで、肌は常に日に焼け気味。「女子アナ」って枠には収まらない感じの人です。

そもそも、「アナウンサー」になったきっかけも変わっていて、「一般職」で受けていたのに、たまたま女子アナに欠員が出て、社長面接で「(政治家の)土井たか子みたいに、よくしゃべる!」と印象強かったので「アナウンサー」として採用されたんだとか。

本人曰く、「おまけアナウンサー」。

50歳で転職して、今は、京都産業大学の大学教授として、地域の情報、災害の情報をテレビ、ネットなど様々なメディアでどう伝えるか?といったことを研究中。

「アナウンサー」から「教授」へ転職って、華麗すぎへん?って思いますけど、やりたいことを一生懸命やってたら、幸運にも道が開けたという感じだったみたいです。

メディアについて考えはじめたきっかけは「阪神大震災」、テレビという立場で必要な情報を伝えきれなかったと感じたから。

それが、ちょうどインターネットが利用され始めたタイミングだったので、本場アメリカに乗り込んで勉強、新しい技術でこれからのメディアは「変わる!」って感じて、ますますハマり、仕事の合間をぬって大学院に通い、8年かかって博士号をとるまでに。。。アナウンサーやりながら、8年も大学院に通うって、単純にすごい。

学んだことをビジネスでもすぐ実現できたら最高ですが、そう簡単にはいかないもどかしさもあり、縁あって声がかかった京産大で「大学教授」として研究と発信をする立場になったそうです。

「大学教授」となったら、研究室にこもりきり、なんてことはできるタチではないようで、地元「神戸」と関わる『078』っていうイベントの実行委員もしています。

『078』は、神戸を「若者に選ばれる街」にするために、音楽・映画・IT・キッズ・フード・ファッション・アニメなどいろんな分野のイベントを同時に、かつ実験的なことにチャレンジするというイベント。

脇浜さんは、アナウンサー経験を生かして、YouTubeでの情報発信やイベントの進行役などを担当しています。

さらに、「ズームイン!神戸」的な「神戸の情報」を伝える「映像メディア」を毎朝やるというのが「今後の野望」とのこと。「桜が満開」「この店がおいしい」など、「映像の”伝える力”」を使って、神戸を盛り上げたいなって考えてるみたいです。

めちゃくちゃ大変そうだけど、脇浜さんの「やりたい!」をサポートしてくれる体制ができたら、実現できる気がします。

神戸ピーポー No.8「脇浜 紀子(わきはま のりこ)」さん コメント

神戸との関係
兵庫区ごんげんさん(熊野神社)の界隈に生まれ、ビー玉遊びとひし形のイカの串カツをこよなく愛した幼少期。
北区君影の団地に引っ越し、野犬に追いかけられ、真冬に鵯越墓園でエンストする親の軽自動車の中で震えた児童期。
弁当が持参できず、恥ずかしさに耐えながら男子とともに購買部のパンに並んだ鈴蘭台中学生。
野球部女子マネ、体育祭・文化祭委員、バンドボーカル、恋愛と、楽しいことをやり尽くした兵庫高校生(72陽会)。
バブルのおこぼれに預かりつつバイトと飲み会に明け暮れた神戸大学生(法学部)。
人生振り返ると、様々な神戸の風景があります。
そして、阪神大震災当日に高速道路倒壊現場から生中継し、あまりの無力さに絶句した経験が、地域メディアを研究するというその後の人生を決定づけました。
神戸は私のアイデンティティの源です。

最近のおすすめスポット
シャンパンバーの4-11(キャトルオンズ)は、私の隠れ家の一つです。
オーナーが厳選したこだわりのシャンパンがグラスで飲めます。生牡蠣などもあります。
家でも飲みたいので、おまかせセレクトで6本ずつ送ってもらっています。
1人で1日で飲みきれなくても、元々がとてもよい「ワイン」ですので、次の日でもとても美味しいです。

ひと言
神戸にはテレビ局が少ないことに気付いていますか?
福岡市には民放テレビ局が5局、広島市には4局あります。神戸市には1局ですね。
私の勤めていた読売テレビももちろん神戸で見ることはできますが、本社があるのは大阪です。
神戸の映像情報はまだまだブルーオーシャンです。
もっともっと、神戸の映像情報が増えるよう、地域メディアの研究家/実践家として、これからも微力を尽くします!

◆関連リンク
078 – 公式サイト
京都産業大学 – 公式サイト

カオル
ライター:カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。