「中突堤」にある「防潮扉」が、津波などに備えて「遠隔」で操作できるようになるみたいです。
神戸市中央区弁天町1
ハーバーランドにある水害時の水の流入を防ぐための「防潮扉」は、「モザイク」から「ポートタワー」方向へ行く途中にあります。
分厚いコンクリートの壁に備え付けられた白い鉄の扉です。高さ1.6m×6mの明らかに重そうな「引き戸」。
いつ起こるか分からないのが災害、夜間や休日は近くに住む市職員が駆け付けて「防潮扉」を閉める体制をとっているそうです。
「職員の安全確保」もしながら、南海トラフ地震による津波などに「素早く対応」できるよう、神戸では「遠隔化」が進められてきました。
「タブレット端末」を使い監視カメラで状況を確認しながら「遠隔」で操作できるというシステムで、メリケンパークなどではすでに導入されてます。
予測される南海トラフ巨大地震の津波の到達時間は最短で約80分。全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴ると、約30分間周囲に避難を呼び掛けた上で「自動的に閉鎖」し、「人を検知」した場合は「一時停止」するとか。
できる限りの災害対策が取られて行きますが、津波は「最高約4m」とも言われているので、「防潮扉」を軽く超えてきます。やはり避難が第一。
台風シーズンもやってきますので、事前に、ハザードマップなど確認してみてはいかがでしょうか。
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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