旧居留地の近くにある国の合同庁舎だった建物を解体するそうです。
神戸市中央区波止場町1-1
「神戸第2地方合同庁舎 別館」があるのは、メリケンパークと新港町の間の浜手幹線沿い。
山側は旧居留地で、近代建築の「商船三井ビルディング」などがあります。
西を向くと歩道橋があるメリケンロードとの交差点が見えます。
阪神高速の高架の向こうに見えているのは、メリケンパークの「ホテルオークラ神戸」です。
隣の「神戸第2地方合同庁舎」には、現在も国交省や農水省など国の出先機関が入ってますが、別館は2010年ごろから「空き家」に。
高さ約25m、7階建ての庁舎は、入り口が閉ざされ、窓からボロボロの段ボールのようなものが見えたり荒んだ印象です。
裏にまわると、防潮壁や歩道を挟んで「船だまり」が広がる場所。
別館の海に面した入口の屋根下が、本館の職員などの「喫煙所」としてのみ利用されてます。
取り壊しは、現在業者の募集が行われているところで、工事は約11か月間かかる想定、早ければ今年度中にさら地になることになります。
その後の利用はどうなるのか?担当課の人に聞いてみました。
活用法として今考えらえれているのは「緑地」。
すでに隣の「水上警察署」跡とも合わせると、かなり広さのある土地になるので「イベント」などにも活用できるような方法も探りたいと考えているそうです。
東の新港町エリアでは新たな商業施設や「神戸アリーナ」の建設も進んでますし、メリケンパークとの間を行き来する人が増えれば中間地点に移動だけじゃない楽しみがあるのは魅力的な気がします。
船だまりとの間にずーっと続く「防潮壁」はどうしようもならないと思いますが、いい感じに「海」と山側の「旧居留地」の雰囲気を取り込んだ場所になっていくといいですね。
緑地は衝撃ですね。
近所に住んでる身としてはありがたいことです。