元Googleエンジニアらによる「技術者育成プロジェクト」の『成果発表会』が開催されるみたい。アンカー神戸

アンカー神戸で、神戸を含む近畿周辺で高度なソフトウェア技術者を育てる「Alpha+ Project」による今年度の『最終成果発表会』が行われます。

Kobe Innovation Conference – AKATSUKI 成果発表会

2025年2月8日(土)
アンカー神戸


神戸市中央区加納町4-2-1

GAFAM(ガーファム:Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)出身の技術者たちが9ヶ月指導してきたクリエイターたちが作り上げた、革新的なプロダクトを紹介するそうです。

地方での技術人材発掘、育成に関して有識者を招いた「パネルディスカッション」も実施されます。

参加費は無料。会場のほかオンラインでも参加することができ、いずれの場合にも事前の申し込みが必要です。

当日のアジェンダは、こんな感じ。

セッション

<アキドコロ – 顧客のための空席管理システム>

「今日も満席で入れない…」というがっかりな経験、誰にでもありますよね。
私たちは、お気に入りのお店での”空席待ち”をスマートに解決する「アキドコロ」を開発しています。
NFCタグを活用した革新的な空席管理システムで、リアルタイムに座席状況が分かるだけでなく、お店での体験をより豊かにする機能を提供します。
来店履歴に応じたポイント還元や、常連さん同士のゆるやかなコミュニティ形成もサポートします。
「行きつけのお店」という心地よい場所づくりをテクノロジーの力でお手伝いする——それが私たちの目指す未来です。

・アキドコロ 空席管理チーム


登壇者:平沼 柊哉 氏
「ものづくり」で身近な人を「幸せに」がモットーです。システム開発とワインが好きです。積水ハウス(IT事業部)→株式会社企ての樹(WEB系 エンジニア)→株式会社Arent(PM)みたいな経歴で、建築とITをやっています。言語はTypeScriptが好きです。Xアカウント : @koocookooc

・アキドコロ クーポンチーム


登壇者:高角 樹 氏
神戸大学 理学部数学科B3
神戸大学理学部数学科3年生。 株式会社Digeonでアルバイトとして主にweb開発を行う。 更なるスキルアップを求めAlpha+ Projectに参加。

Alter Ego – 無理な誘いにスマートなノーを

「alter-ego」は、異性とのLINEでのやり取りに悩む瞬間をサポートするAIサービスです。
LINEの会話履歴を基に、心理学的アプローチを取り入れたAIが自然で適切な返信を3つ提案します。

・Alter Ego LINE チーム


登壇者:藪田 亘亨 氏
株式会社Digeon ソフトウェアエンジニア
奈良県出身。異業種で働く傍ら、趣味でプログラミングをしていた。 1年前にIT業界に転職。神戸の受託開発会社で、ソフトウェア開発をしている。

・Alter Ego LLM チーム


登壇者:楊 敬韜 氏
株式会社Ingage24新卒として、株式会社ingageにwebエンジニアとして入社。現在はrailsでbackendとvueでfrontend両方に挑戦させていただいています。Xアカウント:@youkeitou327

PresenEyris -観衆反応解析アプリ-

Alpha+ プロジェクトメンバーとしての最終プロダクトの発表を行います。 本アプリケーションは、プレゼンテーションを行った際に観衆の反応が分かりにくいなどの理由で改善が難しい状況を補助することで、課題解決を図るために開発されました。
本アプリケーションにおいては、使用者がプレゼンテーションを行っている際の聴衆の様子を、動画で取得し、それらを解析します。 解析によって得られたデータである、視線の動きや虹彩の動き、瞬きの頻度などを用いて聴衆の没入度を数値的に算出し、プレゼンテーションに対する反応を客観的に評価できるようにします。 本来であれば個人の感覚に頼りがちなプレゼンテーションの評価を定量的に評価し、それらを視覚的にわかりやすいグラフ等で表示することによって、より効率的にプレゼンテーションの改善を助けることが可能です。


登壇者:坂部 翔 氏
株式会社Holoway
株式会社Holowayで勤務。普段はC#等で測定器用のソフトウェアを書いています。

パネルディスカッション「イノベーションによる地方創生:高度デジタル人材育成が切り拓く未来」

近年、人口減少や高齢化、産業構造の変化など、地域社会はさまざまな課題に直面しています。
特に、地方と都心ではそれぞれ異なるニーズや特性が存在し、それぞれに適した解決策が求められています。これらの課題を克服し、持続可能な地域社会を構築していくためには、地域独自の強みを活かしたイノベーションの創出と、それを支える人材の育成が不可欠です。
本パネルディスカッションでは、「イノベーション」「地方創生」「高度デジタル人材育成」をキーワードに、神戸(近畿)地域の特徴を踏まえながら、地域社会の未来を創造していくための道筋を、「Alpha+ Project」の活動内容も交えて、多様な分野の専門家と共に議論します。

パネリスト


石原 直樹 氏
X:@naokirodion
Alpha+ Project 主催
GDG Greater Kwansai (広域関西圏) オーガナイザー

神戸でイノベーション文化の伝道師として活動中。Google の元技術者たちと共に、神戸でトップレベルのソフトウェアエンジニアを育成するボランティア活動 Alpha+ Project を始める傍ら、2024年から Power X, Inc. でイノベーション戦略を担う General Manager をつとめる。
2000年に Sun Microsystems に入社し、Java Technology Evangelist のポジションを経て 2006 年に Google に入社。4 年間を Google 東京オフィス、10 年間をカリフォルニアの本社で勤務し主に Senior Program Manager として活躍。Google Devrel チームの創設時のメンバーの一人で、初代 Japan Lead でもあった。
2020 年 Google で得られた経験やスキルを出身地に還元するために帰国した。
東京大学経済学部卒。神戸出身


中沢 則夫 氏
うめきた未来イノベーション機構 理事長

神戸市出身。通産省(現・経産省)に入省。
33年余りにわたり、環境政策、知財問題、経済分析を含む多角的な視点から産業政策・通商交渉に関わる。
この間、産業技術総合研究所理事、サンフランシスコJETRO所長も務める。
退官後大和総研特別研究員を経て、2022年10月から現職。


藤井 信忠 先生
神戸大学 DX・情報統括本部情報基盤センター 教授
DsD合同会社 CTO

2000年神戸大学工学部助手、2002年東京大学人工物工学研究センター助手、2005年同客員助教授、2007年神戸大学大学院工学研究科准教授、2010年4月同大学院システム情報学研究科准教授を経て、2022年11月同DX・情報統括本部情報基盤センター教授(現在に至る)。博士(工学)(東京大学)。オペレーションズリサーチ、自律分散型生産システム、サービス工学、スマート農林業、アーバンデザインなどに関する研究に従事。
超領域都市型イベント「078KOBE」・エグゼクティブプロデューサー、アーバンデザインセンター神戸(UDC078)・センター長、地域ICT推進協議会(COPLI)・顧問などを務める。

日時
2025年2月8日(土)13:00~17:30
※終了後、任意参加の懇親会(18:00~)

場所
アンカー神戸

定員
【現地参加】50名
【オンライン】80名
※先着順

参加費
無料

申込方法
申込ページより

申込期間
2025年2月8日(土)17:00まで


たっぷり4時間半のプログラムで、たくさんの話を聞くことができそうです。参加無料ですので、気になる人はぜひ。

◆関連リンク
Greek Alphabet Software Academy – 公式サイト

 

この記事を書いた人

やよい

「推し」のライブによく出没します。

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