絵画コンクール『ぼくとわたしの阪神電車』の受賞作品が決まったみたい。大賞・準大賞は「車内吊りポスター」に

絵画コンクール『ぼくとわたしの阪神電車』の受賞作品が決まったみたいです。受賞作品はいくつかの駅でシート展示されるほか、大賞・準大賞は「車内吊りポスター」としても掲出されます。

ぼくとわたしの阪神電車

応募総数:3,725点(過去最高)
受賞作品数:大賞(1点)、準大賞(2点)、優秀作品賞(12点)の計15点

コンクールは今年で18回目です。多数の応募があったため、優秀作品賞を当初予定の10名から12名に増やすことになったそう。

今回の大賞は、光と影を丁寧に描き臨場感ある車両を表現した神戸市の小学5年生、出口 翔子さんの作品に決定しました。

受賞作品は「大阪梅田駅」「尼崎駅」「神戸三宮駅」の各駅構内でシート展示するとともに、公式サイトに掲載。大賞・準大賞の作品は、電車内にポスターとして随時掲出されるみたいです。

【大賞】出口 翔子(でぐち しょうこ)さん/神戸市 小学5年生

受賞のポイント
よくぞここまで丁寧に細部まで描き上げましたね。圧巻です。トンネルの中と外の光と影のコントラストが画面全体に立体感とリアルな質感を生み出し、まるで実写を見ているような不思議な感覚になりますね。枠を飛び出して描かれた8000系と全体に少し湾曲している構成がより一層の迫力とスピード感を表現できています。自分の目で見て感じたことを的確に表現する抜群のセンスを感じました。これからも光と影を巧みに操り、見る人を驚かせる素敵な作品をいっぱい描いてくださいね。

【準大賞】神崎 万葉(かんざき かずは)さん /神戸市 小学1年生
※崎は大が立。たつさき

受賞のポイント
題名は『ほしこうえんへいこう』。星がいっぱいの公園に武庫川線でお出かけする、うっとりするような世界観のロマンチックな作品です。夜空に浮かぶ色とりどりの星と黄色い車両との色のバランスが大変美しいですね。一枚の絵の中にワクワクするような物語を自由に描き表現してくれました。“ほしこうえん”の次はどこに着くのかな?きっと楽しいお出かけになりますね。

【準大賞】矢野 翔悟(やの しょうご)さん/大阪市 小学6年生

受賞のポイント
空に駆け上がる8000系の車両という、見ることの出来ないアングルなのに、よくここまでリアルに描きましたね。驚きの画力です。青空のグラデーションと雲のバランスが良いですね。また、空の下に広がる湾曲した地平線が地球の丸みを感じさせ、スケールの大きさが伝わってきます。阪神電車に集う人々の表情も実に豊かで、多様性のある明るい社会を、めいっぱい表現してくれました。

【優秀作品賞】
辰己 誠士郎(たつみ せいしろう)さん/大阪市 小学4年生
三好 佑弦(みよし ゆづる)さん /大阪市 小学2年生
澤田 優志(さわだ ゆうじ)さん /西宮市 幼稚園年中
越川 椋喜(こしかわ りょうき)さん /浜松市 幼稚園年少
鈴木 優太(すずき ゆうた)さん /大阪市 小学1年生
羽藤 圭汰(はとう けいた)さん /大阪市 小学1年生
永田 維武輝(ながた いぶき)さん /神戸市 小学2年生
政岡 琉海(まさおか りみ)さん /神戸市 小学3年生
野口 愛音(のぐち あのん)さん /大阪市 小学4年生
小原 千佳(おはら ちか)さん /神戸市 小学5年生
浦野 桜喜(うらの おうき)さん /神戸市 小学6年生
柴野 海里(ばの かいり)さん /神戸市 小学6年生

子どもたちが描いたカラフルな阪神電車を見ていると、元気をもらえそうですね。

「大阪梅田駅」「尼崎駅」「神戸三宮駅」の各駅構内におけるシート展示は、2022年11月25日(金)まで行われます。大賞・準大賞作品が「車内吊りポスター」として登場するのは「順次」とのことです。

◆関連リンク
阪神電気鉄道株式会社 – 公式サイト

 

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やよい

「推し」のライブによく出没します。

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