
ジュピター 須磨パティオ店
画像:須磨パティオ公式サイトより
コーヒー豆や国内外の食品を取り扱う輸入食品専門店「ジュピター」を手がけるジュピターコーヒーが、民事再生法の適用を申請したそうです。負債総額は約60億円。
ジュピターコーヒーは東京都に本社があり、コーヒー豆や輸入食品の店舗を全国に展開しています。
2024年3月時点で全国に91店舗があり、関西エリアは17店。
兵庫県内には芦屋市、明石市に各1店舗と、神戸市内はプリコ六甲道店、須磨パティオ店、神戸学園都市店の3店舗を営業しています。

画像:ジュピターコーヒー公式サイトより
コーヒー豆には特にこだわっていて、オリジナルレギュラーコーヒー豆は、香りや味わいが優れているアラビカ種を100%使用しています。
コーヒーの入れ方に合わせて店頭で豆を挽いてくれるサービスも。
店頭で販売される豆は、本社工場で焙煎してから封入し各店舗に配送。200gずつパックすることで、100gずつよりも低コスト・お買い得価格で購入できるとしていました。
帝国データバンクによれば、ジュピターコーヒーは1月5日に東京地裁に民事再生法の適用を申請。保全処分および監督命令を受けたそうです。
新型コロナウイルス下でも積極的に新規出店し、2022年7月期には売上高約104億円を計上。しかし新規出店に伴う借入金が増加したほか、家賃負担や従業員給与などの負担により収益が低下。その後不採算店舗の閉店などを進めて、2024年7月期の売上高は約99億円となりました。
この間、コーヒー豆の相場や食品価格の高騰により顧客離れが発生。資金繰りが悪化するなか、決算内容にも疑義が生じ、金融債務のリスケなどで立て直しを進めていたものの民事再生法による再建をすることにしたそうです。
ジュピターコーヒーは、三井住友銀行から約10億円の「DIPファイナンス」を受け、ネクスト・キャピタル・パートナーズがスポンサー支援を行う方針となりました。
DIPファイナンスというのは、民事再生や会社更生などの法的整理や私的整理を進める企業に、手続きが終わるまでの期間に限り融資することなんだそうです。
物価高のなかでもコーヒー豆は、主要産地の不作などで供給が減ったことに加えて、円安の影響などもあって近年特に高騰しています。コーヒーの味が美味しいと評判のジュピター、今回の再生を機に立て直してほしいですね。
◆関連リンク
・ジュピターコーヒー – 公式サイト






































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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