金メダル目指す神戸出身・柔道日本代表『阿部兄妹』の応援「壁画」ができるみたい

パリオリンピックを控えた神戸出身の柔道日本代表の阿部一二三選手と妹の詩選手の「プレッシャー克服」に焦点を当てたキャンペーンが行われてます。

企画しているのはスポーツブランド「アディダス」で、「YOU GOT THIS（大丈夫、いける。)」をメッセージに、トップアスリートたちのプレッシャーとの向き合い方を描くことで、自分の力を信じることの大切さ伝えていこうというもの。

ともに2大会連続の金メダル獲得を目指す阿部兄妹も、キャンペーン動画を撮影したり、インタビューに答えてます。

アスリートインタビュー「プレッシャーとどう向き合っていますか？」

阿部一二三選手
「柔道をしていてプレッシャーを初めて感じたのは、高校三年生の時でした。自分の柔道が出来ず、負けてしまったときにプレッシャーを実感したことを覚えています。その経験を経て今は、プレッシャーがあることは当たり前で、だからこそ自分の中でしっかりと受け止めることが大事だと感じています。きちんと受け止めるようにしてから、プレッシャーに対する考え方も変わりました。練習でも試合でも、最後に大事なのはやるしかないという覚悟だと思っています。プレッシャーもすべて自分で受けて止めて、あとはやるしかない。若い選手にもそういう気持ちで競技に挑んでほしいなと思います。」

阿部詩選手
「プレッシャーは誰でも感じるものですし、良い方向にも、悪い方向にも進むものだと思います。だからこそ私は、プレッシャーをなるべくポジティブにとらえるようにしています。普段の稽古ではあえて自分自身にプレッシャーをかけ、それを一日一日乗り越えることで、どんなプレッシャーにも打ち勝てるという自信に繋げています。そして、試合当日に意識しているのは、自信は持ちながらも、謙虚に冷静に戦うこと。落ち着いて、何が起きても絶対に勝てる、と自分に信じ込ませる。それから試合に挑むようにしています。」

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