大丸神戸店で『アニメージュとジブリ展』が開催されるみたい

鈴木敏夫が後のジブリにつながる高畑勲・宮﨑駿両監督を見出し、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の映画製作に傾倒するまでの道のりを紹介します。

アニメージュとジブリ展

2024年1月5日(金)~21日(日)10:15~18:30(19:00閉場)※最終日は15:00まで(15:30 閉場)
大丸神戸店 9階 大丸ミュージアム


神戸市中央区明石町40

雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の 1978年創刊当時から80年代に焦点を当てました。まだアニメという言葉さえ広がっていない時代から、1979年に登場した「機動戦士ガンダム」の大ヒットによりアニメが大きく飛躍するブーム期です。

展覧会の見どころ

その① アニメージュ誕生!〜「テレビまんが」からアニメブームへ〜
1970 年代後半のアニメブームの勃興期を、当時のアニメ映画ポスター、アニメグッズ、セル画コレクションなどの展示から振り返ります。
「アニメージュ」に先行して存在していたアニメ関連出版物も広く展示することで、「アニメージュ」の他にない独自性を示します。

その② アニメージュは私たちにすべてを教えてくれた〜ガンダムが変えた歴史〜
「アニメージュ」がガンダムブームをどう伝え、ファンがどう受け止めたのかを誌面の再現や当時の制作資料で振り返ります。また、ガンダムブームのもうひとつの表れである「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)」に注目し、初期ガンプラによる「機動戦士ガンダム」の名シーンを立体で表現したジオラマも展示します。

その③ 加速するアニメブーム〜拡大するアニメージュ〜
本エリアでは、「付録」のギャラリーをお楽しみいただけます。付録は「情報誌」には珍しく、市販品よりも凝ったグッズや冊子、ポスターなどが毎月ついていました。かつてのファンにはたまらなく懐かしい、貴重な付録や広告物を展示します。

その④ ナウシカへの道〜一冊の雑誌から映画が誕生〜
82年2月号の原作マンガ連載開始を経て、84年に映画「風の谷のナウシカ」が誕生するまでの道のりを振り返ります。さらに、今まで紹介されることの少なかった、貴重なレイアウトや原画、美術ボードなどの資料を、その描き手が「アニメージュ」でどう紹介されてきたか、という視点から多数展示します。中でも、また、「アニメージュ」という雑誌から映像制作が始まったという表れとして、徳間書店制作の他の映像作品をまとめて紹介。鈴木が力を入れた押井守監督作品「天使のたまご」の貴重な資料展示や、「風の谷のナウシカ」のセル画や背景画にも注目です。

おすすめグッズ

大判ハンカチーフ(魔女の宅急便/天空の城ラピュタ) 税込 1,650 円

フリーカップ 全4種(天空の城ラピュタ/となりのトトロ/魔女の宅急便/風の谷のナウシカ)各税込 1,540 円

BOX 入りぬいぐるみ テト(風の谷のナウシカ)税込 11,000 円 ※ご購入はお一人様1点限り

刺繍トート(天空の城ラピュタ)税込 3,960 円

コラボメニュー

会期中、館内のレストラン・各階喫茶にて限定メニューが提供されます。

【期間】2024年1月5日(金)~21日(日)

9階〈群愛飯店〉 「黒猫と白猫の軌跡」 税込 550 円(2つで1品)
カスタード饅頭が黒と白の猫の手になりました。一口頬張ると優しい甘さがお口に拡がり、心も優しい気持ちになってあの猫たちの様な素敵な出会いに巡り会うかも…
※各日、限定 10 食の提供となります。

 

3階〈フルーティーサロン デリーモ〉 「ウル」 税込 2,750 円
ショコラとピスタチオ×ミルクティのパフェ。天空に浮かぶ手つかずの要塞都市のような造形!カカオの食感と塩味のあるマイクロハーブで自然の美しさと食べ進めることで味わいが混ざりあって完成するパフェです。

9階〈マメゾウ&カフェ〉 「森のどら焼き」 単品税込 1,200円、セット税込 1,500円(珈琲または紅茶付き)
ふんわり生地にたっぷりの豆乳ホイップ、あんこ、抹茶わらび餅を添えました。森の中を想像しながら食べていると、あのバスがやってくるかも…
※各日、限定 20 食の提供となります。

10階〈Pizza House イタリコ〉 「火の悪魔のトマトソースパスタ」 税込 1,600 円
シンプルなナポリタンにベーコンと目玉焼きをのせ、調理中の火の悪魔もいっしょに仕上げました。
※各日、限定10食の提供となります。

8階〈京甘味 文の助茶屋〉 「まっくろくろの助」 税込 1,276 円
温かい団子に黒砂糖をまぶし、丸い黒ゴマアイス、どんぐりをイメージした チョコレートなどがセットになったメニュー。”黒い姿の物”がでてくるかも…
※各日、限定20食の提供となります。

【主催】読売テレビ、大丸松坂屋百貨店
【企画協力】スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館
【協力】徳間書店、マクセル、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構
【協賛】NTT コノキュー
【企画制作】ニュートラルコーポレーション

入場料(税込)
一般・大学生 1,500円、中高生 1,000円/小学生 600円

本展覧会は混雑緩和、安全対策のため、全日予約優先制だそうです。チケットのご購入とは別に入場予約をする必要があります。 混雑時、予約のない人は入場を待つ場合や、入場できない場合があります。

一冊の雑誌からジブリは始まり、その歴史が詰まった展覧会ではないでしょうか。

◆関連リンク
アニメージュとジブリ展 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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1 個のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    「※本展覧会は混雑緩和、安全対策のため、全日予約優先制としております。チケットのご購入とは別に入場予約をしてください。 混雑時、ご予約のない方は入場をお待ちいただく場合や、ご入場いただけない場合がございます。」

    となっています。実際予約の必要なことを知らずに6日に会場に行ってきましたが、予約優先で入場できませんでした。記事の最後に「関連リンク」として公式サイトを案内していますが、そこを開かないとそのことに気づけないし、なぜか?その部分の書体はポイントが小さく気づきにくい記事だと感じました。

    記事中に「予約が必要な」ことを明記していただければ、大変ありがたかったです。

    2024年1月7日5:36 AM 返信する