「バンドー神戸青少年科学館」が7月3日(日)からリニューアル。星だけでなく、いろんなものを楽しめる施設になってます。
神戸市中央区港島中町7-7-6
ポートアイランドにある「バンドー神戸青少年科学館」は、今年2月から一部施設を閉鎖してリニューアルに取り組み、4月には「展示室」がオープンしてます。
リニューアルの目玉となる「プラネタリウム」。入り口は、看板が変わってます。
以前は「プラネタリウム」だったのが、英語で「DOME THEATER(ドームシアター)」に。
「星を見る」だけじゃない活用を想定しているので、名前が変わったそうです。
中に入ると目を引くのが、最前列のソファ席。靴を脱いでゴロンと、寝転びながら見てOK。
全体を見渡すには、後列の座席の方がいいそうですが、一度は寝転んで見てみたいところ。
柔らかすぎず固すぎず、友達や家族と一緒に寝転べる大きさです。
こちらが、新しいプラネタリウムの投影機「Infinium Σ KOBE(インフィニウム・シグマ・コウベ)」。
以前の投影機は、丸が2つくっついたような形状でしたが、今回は、まん丸が1つのシンプルな形。
最新式で、限りなく本物に近い美しい星空の再現ができるそう。
星空の繊細さは、カメラでは限界があるので、ぜひ肉眼で楽しんでみて下さい。
星以外の映像を流すことが想定された今回、リニューアル記念プログラム「Wonder KOBE(ワンダーコウベ)」では、神戸の四季や名所の映像などが登場。
ドーム状の天井いっぱいに流れる映像は、いつもと少し違った不思議な感じがします。海外の生配信映像なども流していきたいそう。
やはりドーム状なので、少し湾曲して見えます。
スポーツ観戦などは、全面ではなくこのサイズ感になるんじゃないでしょうか。
ソファーの正面には、ステージがあります。ここで想定されているのは「音楽ライブ」です。
今年度中を目標に、「Live in the dark(ライブ・イン・ザ・ダーク)」と題したイベントを企画中とのこと。
内覧会だったこの日は、神戸生まれのトランペット奏者、広瀬未来さんが生演奏。
リクライニングを倒して、360度のきれいな映像を見ながら音楽に耳を傾けるのは、贅沢な体験です。
音響設備も、音楽ライブを想定してより良くなったそう。どんなアーティストがこの場所に立つことになるんでしょうか。
ちなみに、科学館の入り口の前には、プラネタリウムのリニューアルに合わせて、人工芝が敷かれベンチが設置されてます。「六甲ミーツアート」の作品も登場して楽しそうな感じに。
新しくなったバンドー神戸青少年科学館。夏休みのお出かけスポットとしても、賑わいそうです。
◆関連リンク
・バンドー神戸青少年科学館 – 公式サイト
リアリティの質が違う!!私は「星空王国」と称して県下の天文台をPRしてる岡山県から来館。自県の二つのプラネタリウムに比べて、はるかに実物の星の輝きに近い投影に驚きました。特に、土星と木星の輝きは夜空の本物の光り方とみまごうほど。楽しませてもらいました。