「モトコータウン6」の西側で、一部取り壊しが始まってます。
神戸市中央区元町高架通3
「元町高架通商店街」(モトコー)は、順次耐震工事を行い、先行して完了した部分が新しくオープンし始めてます。
「モトコータウン6」は、2020年頃から工事の仮囲いがされ始め、少しずつ残っていたお店も閉店していっていました。
今回、取り壊し工事が行われ始めたのは、西端の海側分。
「お好み焼き〇やき」という店舗があった部分が、なくなってます。
通路に入ると、こんな状態。70年以上続き2020年に閉店した「喫茶ホワイト」の看板が残されてます。
見上げると、一部は取り壊され、外の光が入ってきてます。
延々と続くモトコーから抜け出すための、人ひとりがやっと通れるくらいの脇道。
モトコーらしい景色ですが、新しくオープンしたエリアでは、途中が「広場」になっていたりそれほど店が続く感じではないので、こうした脇道はもう見られなくなっていくのかもしれません。
海側から先ほどの場所を見ると、鉄骨だけを残し「喫茶ホワイト」跡も取り壊されているのが分かります。
ただよく見ると、その横に1店舗ぶんだけそのままの姿で残っている場所が。
以前は「えびすや」という焼肉店があった場所で、すでに閉店しているようですが、切り離した部分は、オレンジ色の板で外壁補修もされています。
何らかの交渉が、うまくいっていないのかもしれません。
新しくなった「モトコー7」に隣り合う「モトコー6」、耐震工事を終えるのは、まだしばらく先になりそうな気がします。
この焼肉屋の元大家の息子です。1989年まで元大家の父が洋服店をしていました。1989年に元大家が死去し、焼肉屋になったんです。その後焼肉屋は倒産し、元大家が第三者に売ったんですが、第三者もうまく活用できなかったようで、所有者不明の建物になったんじゃないかと推察します。ちなみに元大家の父は有名建築家毛綱毅曠の岳父です
その焼肉屋さんの元大家の息子です。焼肉屋さんのまえは、1989年まで元大家の父がハシモト洋服店という紳士服店を1949年からしていました。1989年に元大家の父橋本敬司が死去し、焼肉屋さんがテナントに入りました。その後焼肉屋さんは倒産し、お店も2008年ごろ第三者に転売されました。たぶん買った人も倒産して所有者不明になったんじゃないかと推察します。
仮に交渉が上手くいってなくてゴネてたとしても耐震工事は絶対に必要ですもんね
ゴネているというより所有者不明で誰に交渉したらいいのやらわからないと推察します。しかし何らかの方法で解体工事はするでしょう。まさか私の身近で、それも神戸市中央区で所有者不明不動産が再開発を妨げるってびっくりです。